有楽町の駅前に、稲荷神社が鎮座しているのをご存知でしょうか。
大体その目の前のビアホールに吸い込まれてしまって、見落とされがち
実は安政6年(西暦1859年)に摂津高槻藩主・永井飛騨守直輝によって、当時江戸にあった屋敷の敷地内に、天下泰平と子孫繁栄を願って造営されたのが創建です。
日本の神社は基本再建を前提に構築されるので、見た目新しくても案外創建100年とかザラ(゚∀゚)b
こちらの社も改修されているとはいえ、150年以上の歴史があるわけですね!
ところで、「稲荷神社」といえば御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
お屋敷の主というのは、ことさらこの神を祀る傾向が強い。
かつて米は金であり、米を多く作れる豊かな土壌を持っていることは権力の証だったわけで。
そうなると、穀物をつかさどる神様というのは、権力者にとって重要な神様なんですね。
故に、宇迦之御魂神が多くの権力者に祀られているのは、多分そういう背景があるからではないかと思っています(´・ω・`)b
ちなみにこの有楽稲荷神社。
かの関東大震災で周辺が焼け野原になったのに、奇跡的に残ったそうです。
神様の守護のちからさることながら、この社を大切に残しておきたいと思う人民の思いが、延焼を免れさせたのかな?
なーんて思いました(´∀`)
さて、そんな有楽稲荷神社から歩いて5分ほど。
東京ミッドタウン日比谷にて、シャレオツなCafeがあります。
それが、Buvette(ブヴェット)さんです。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13217341/
こちらは全体的にどちらの品も素晴らしいのですが、特に群を抜いてすごいのがこれ。
チョコレートムースです。
フォークがぶっ刺さった襲撃的なビジュアル
よりもっと衝撃的なのが、そのクオリティになります。
ムースはなめらか、しっとり。
口溶けが柔らかく、あっという間に消えていく感じ。
そしてチョコレートが、しっかりとカカオの苦味があるにも関わらず、それにそっと寄り添うように甘味が広がっていく・・・このバランスが絶妙すぎるんです!
生クリームもふんわり軽く。あくまでチョコレートの味わいや風味を壊さないように、でも控えめにその存在感を主張している感じ。
チョコレートムースがかなり柔らかくホイップされているのに対し、生クリームはしっかりめ。
これが味の濃さと反比例していて、だからこそ甘いもの同士がバランスよく共存しあえているんです。
いや、正直、筆者はこんなに美味しいチョコレートムースを食べたことないです!
これは人も殺せる美味しさでした!!!(筆者の「美味しい」の最上級の賛美)
素晴らしい、夢心地になる時間をすごさせていただきました。
ごちそうさまでした☆
震災をくぐり抜けて有楽町を見守る社を参拝した後は、常識をくつがえすとんでもなく美味なチョコレートムースと洒落込んでみてはいかがでしょうか?
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