弦打
和弓では昔から弦音を大切にしました。
弦音には特別な意味があり,鳴弦や弦打として,邪気を払ったり。
毅音(弦ね・弦音・弦拍子,相ね・相音・相拍子とも云う)といって技術を判断したり,弦音を尊びました。
良い弦音を出す為に手内の研究や,弓の成の研究も行われました。
本朝武藝小傳巻之三には,「關六蔵傳曰内野合戦に日置殿の矢先にたまる物なし,矢だね盡たりし故,土居陰にかくれ居て,敵襲来たれば興風出て弦打してエイと云,敵其聲を聞て逃散と也。」とあり,日置弾正(名人)の弦音と掛け声を聞いただけで敵は逃散したとあります。
和弓では昔から弦音を大切にしました。
弦音には特別な意味があり,鳴弦や弦打として,邪気を払ったり。
毅音(弦ね・弦音・弦拍子,相ね・相音・相拍子とも云う)といって技術を判断したり,弦音を尊びました。
良い弦音を出す為に手内の研究や,弓の成の研究も行われました。
本朝武藝小傳巻之三には,「關六蔵傳曰内野合戦に日置殿の矢先にたまる物なし,矢だね盡たりし故,土居陰にかくれ居て,敵襲来たれば興風出て弦打してエイと云,敵其聲を聞て逃散と也。」とあり,日置弾正(名人)の弦音と掛け声を聞いただけで敵は逃散したとあります。
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