機能は朝から暖かい1日でしたね
桜も一気に満開!
先日は会社の同期と夜桜を楽しんできました♪
急いで出社したら少し汗ばんでしまったので、
「そろそろ代謝が低くなる季節だなぁ...」
と考えていた小春日和です。
あれ?
代謝が低くなる??
と思った方、
冬は代謝が低く、夏が高くなるからいっぱい汗をかく。
と考えていませんか?
実は、季節と基礎代謝の関係は、全く逆なのです。
冬は汗を掻きにくいし、身体がすっかり冷えてしまって・・・
外に出ると外気温は1ケタ台
体温を測ってみたら同じく1ケタ台・・・・
なんてことはありませんよね(笑)
そう、私たちの平均体温は年中通して36±1℃くらいでしょう。
この±(プラスマイナス)は個人差によるもので、
私単体でみると、夏でも冬でも36℃程度です。(理想は37℃!)
そして、36.9℃になろうものなら、だるさを感じて食欲も失せ、休息の必要性を感じます。
1℃も上がっていないのに体調が変化するのですから、
人間の恒常性のシステムはすごいものです。
このように、外気温に問わず体温を一定に保つことができる動物を恒温動物といいます。
対してトカゲのような変温動物は、文字通り寒くなれば冷たくなり、エネルギー不足から活動を停止します(冬眠など)。
そして春になり暖かくなると、エネルギーを得て活発に活動し始めるのです。
でも、冬になるとなんとなく太る気がするし、夏は食欲が落ちてきて・・・
そう、よくよく思い出してみてください。
冬に太りやすく夏に体重が落ちやすい方は、
夏よりも、冬の方が量を多く食べているはずなのです。
冬は外気温が低いので、体温を上げるために熱産生をしてエネルギーを消費します。
夏は外気温が高いので、発汗をすることによって体温を下げます。
なので、冬の方が基礎代謝が高くなるのです。
これから暖かい季節がやってきます。
冷たいものを食べたくなりがちですが、
冷たい食事によって内臓が冷えてしまうと、内臓機能が衰え基礎代謝が低下してしまいます。
内臓は基礎代謝量のおよそ2/3を占める超効率的燃焼機関です。
お水なども含めてできるだけ常温以上で飲む・食べることを心がけてください。
夏バテ防止にも効果的ですよ