第一回入浴検定が3月12日(日)にスタートします。
さて、なぜ私が入浴検定に興味を持ったかといいますとと、
私のダイエットの成功体験に、「入浴」が大きく関わっていたからです。
太っている方(体脂肪率が高い方。筋肉量が割合多い方は太ってるとは言えません)は、
何故太っているのでしょうか?
答えはシンプルで、「太ってしまう生活をしているから」です。
それが習慣によるものなのか、ストレスによるものなのか、活動量の低下によるものなのか、原因は様々ですが
あなたが”症候性肥満”という、特定の疾患が原因ではない限り、生活習慣の改善で肥満は改善できるのです。
私は以前、2ヶ月で体重が10kg増えてしまったことがありました。
環境の変化によるストレスと、初めての一人暮らしで食生活が変化したためです。
それまで私は運動をしていたせいかわかりませんが、太ったことがありませんでした。
もちろん、ダイエットの仕方を知るはずもなく、エステサロンへ駆け込みました。
その時私は19歳だったので、契約をすることができませんでした。
エステティシャンさんは20歳の誕生日までに次の生活習慣を変えておいて欲しいと言いました。
「主食を小麦から米に変えること」
「食事の量を朝:昼:晩=3:5:2にし、夕飯は糖質を避けること」
「毎日お風呂に入ること」
詳細は次回以降に触れますが、
結論、これらを実践した結果、増え続けていた体重がストップし、緩やかに減量し始めたのです。
エステに通う前です。
特に入浴を毎日していると、身体が温まるスピードが速くなっていくことを実感しました。
以前は足などの末端はおろか、スネやふくらはぎまでが冷えて青黒い色をしていたのに、
入浴を続けているうちに元の肌色を取り戻し、冬の入浴でも汗をかくまでに。
体温が上がると基礎代謝の向上や内臓機能が改善するのは、想像に容易いと思います。
私は6ヶ月をかけて、-10 kgの減量に成功しました。
「入浴」は健康的な身体には欠かせない生活習慣です。
ところが驚くべきことに、入浴検定協会によると
『毎日のように浴槽に入る「入浴(お風呂)」は、日本人だけの“宝の生活習慣”!』
だというのです。
そういえばマレーシアから来た大学の同級生に、「日本人温泉好きすぎ」と言われたことを思い出しました。
日本は温泉もあれば、豊富な水に恵まれた国です。
毎日わざわざお湯を貯めて入り、ぼーっとする習慣は海外から見ると異様なのでしょう。
ある調査では日本人の80%以上が毎日お風呂に入っているんだそうです。
ところが、「正しい入浴の仕方」を提唱している人はいない。
なぜ「正しくない」と言えるかというと、家庭の浴槽における溺死者数はここ10年で増加しており、
特に75-84歳のお年寄りの年代をピークにお風呂での事故は後を絶たないんだそうです。
また子供の不慮の事故の原因、第2位が入浴時に起こっているんだとか。
これまで、脱衣所が寒くて洗い場の床は冷たく、浴槽だけが温かいことが普通だと思っていませんでしたか?
この「当たり前」が浴槽での死因の原因になっていたとしたら・・・
誰が、このことについて言及してくれるのでしょう??
お風呂による素晴らしい効果だけではなく、
「お風呂の正しい入り方」に関する知識が必要なのです。
だって80%の人が毎日お風呂に入るんです。
一生で6万回も入るんです。
毎日15分お風呂に入ったとしても、一年間で93時間もお風呂で過ごすのです。
一生で6万回も入るんです。
私の知り合いでは、朝昼晩に入浴しないと気が済まないという方さえいます。
(人生で18万回の入浴!笑)
無理して始める習慣ではなくて、今までの習慣をちょっと変化させるだけで、
93時間が有意義な時間に変わっていくのです。
面白いですよね!
ところで、先日もお伝えしましたが、お風呂の効果は
温熱作用による血行の促進効果
浮力作用によるリラックス効果
水圧作用によるマッサージ効果
洗浄作用による美肌効果
粘性、抵抗性作用による身体機能改善の効果
などがあります。
これらの効能の結果からか、
毎日入浴している方は、毎日シャワーの方に比べ
主観的健康感(自分で健康だと感じている方)が1.27倍
睡眠の質が良好だと感じている方が1.41倍
幸福度が1.35倍
多いのだそうです。
行うことは、「正しくお風呂に入る」だけ!
興味があれば、入浴検定、一緒に受けてみませんか。
美容は主に女性にしか伝えられませんが、
入浴の知識は友達にも、家族にも、あなたの大切な方の生活習慣を
変えることができません。