3日連続でお伝えしている、エイジングシリーズ最終日です。
今日のお題は、【アンチエイジングって可能なの?】です!
”アンチエイジング”=”抗老化”
老化に抗う
という意味になります。
代表的な現象でいうと、シミ・シワ・タルミ・黄ぐすみなどなど・・・
結論から言うと、アンチエイジングできる悩みが一つだけあります。
まず、真皮・表皮・角質層に関する要因はアンチエイジングできません。
角質層を始めとした表皮や真皮の代謝によって美しい肌を手にいれることはできます。
(※化粧品によって叶うのではなく、健康的な食事、適切なスキンケア、紫外線カットの徹底、良質な睡眠や適度な運動などの産物です)
ちなみに真皮の代謝は2−4年かかると言われています。
時間もかかりますし、細胞が生まれ変わらないような箇所は改善しません。
例えば、定着してしまったシミが部分は基底層のメラノサイト量が増加しており、
さらにメラノサイト自体も異常活性している状態ですので、
美容医療ではないと治療は難しいと考えられます。
(美白化粧品の役割はまた別でお話することにします)
ところで、筋肉はどうでしょう??
非常に身近な運動として筋トレがあるように、
お顔の筋肉もトレーニングをすれば鍛えることができます。
筋トレは筋肉にダメージを与えることによって筋細胞が破壊され、
回復する過程で元の状態よりも丈夫に再生されることで筋肥大をさせるトレーニング方法。(超回復)
超回復には、48時間が必要とされています。
お顔の筋肉は筋肥大させるほどダメージを与える必要もありませんから、
48時間以内で効果が現れることになります。
表皮のターンオーバー期間の28日よりもずっとずっと短い時間です。
筋肉は使っていないと衰えるので継続的なトレーニングが必要ですが、
”元の機能を取り戻す”
まさにアンチエイジングと言えるのではないでしょうか?
普段、生活をする中でお顔の筋肉は20-30%しか使っていないと言われています。
またお顔の筋肉は一つ一つが小さく、鍛えると効果が出るのがとても早いです。
また、顔筋によるリフトアップ効果に加えて、むくみの解消が期待できます。
むくみはリンパの流れを促すことである程度改善できます。
ところがリンパ管はポンプ機能を持っていないため、筋肉の収縮によるポンプ機能が必要なのです。
筋肉由来のお悩みの要因は、タルミ。
顔筋トレーニングについて、後々お伝えできればなぁと考えています。
お楽しみに!