年齢と共に気になるほうれい線・・・
研究によると、ほうれい線(鼻唇溝といいます)の長さが1cm伸びると、約6歳老けて見えるのだそうです。
女性の76.3%がこのほうれい線の長さで相手の年齢を判断していて、
年上だ!と判断したら敬語を使ったりするんだとか・・・。
こういった言葉を出さずにコミュニケーションをとることを”非言語コミュニケーション”といいます。
逆に言えば、ほうれい線の進行を止めることができれば、
言葉に出さずとも若々しい見た目をキープすることができるわけです!
ところで、ほうれい線が出来てしまう訳が ”たるみ” ということは、なんとなく想像がつきますね。
ここで気をつけたいのが、たるみは表情筋が衰えることで脂肪を支えられなくなる現象なので、
お化粧品による治療が難しいということです。
百貨店でエイジングケア化粧品を試してもらうと、
「たるみを改善します」「筋肉にはたらきかけます」などと平気で言う方がいますが、
お化粧品は角質層までの効果しか訴求できません。
微量、表皮や基底層に到達するものがあったとしても、
真皮を貫通して筋肉まで働きかけるなんて、ありえないんです。
話が逸れてしまいましたが、
ほうれい線の原因が筋肉の衰えであれば、
表情筋を鍛えることが、正しいアプローチです。
(笑い話ですが、笑うとシワになるから笑わない、なんて方もいるそう笑)
ちなみに、私はフェイシャルヨガを実践していますが、
なかなか毎日取り組むことは難しいと思いますので
簡単な予防法は
『よく噛む』 ことです。
ほうれい線は頬から始まり、口の脇で終わる筋肉なので、咀嚼は非常に効果的です!
咀嚼を増やすだけで、食事中のエネルギー消費効率も上がりますし、満腹中枢を刺激して食べ過ぎも抑制。
よく噛むことはいいことだらけです!
意外な対策法としては、
『良い姿勢を保つ』
姿勢が悪化すると、口呼吸になりがち。
(猫背だと口呼吸の方が楽になります。試してみてください!)
口を開けっ放しにしていると筋肉が緩んでいる時間が長いので、結果お顔の筋肉が衰えてしまうのです。
良い姿勢でよく噛んでゆっくり食事をするだけで、ほうれい線予防。
所作が美しくて素敵ではないですか^^