四十肩の原因は肩甲骨付近の筋肉の劣化、伸縮性の低下、関節を包む関節包の癒着など多岐にわたりますので、マニュアル化できません。四十肩の患者様に共通する事をあげていきます。
以下は四十肩を持つ人に共通する事です。
・患側の肩甲骨周囲の筋力低下
・夜間痛(睡眠痛)→なぜかと言いますと、睡眠中は血流が穏やかになり主に内臓に血液が集まります。すると、痛みがある場所は酸素不足で痛みを引き起こします。四十肩は温めると楽になるのは、血流が良くなり筋肉に酸素が送り込まれ、痛みを引き起こす物質が取り除かれるからです。
・腰、首、上肢(腕のこと)も患側が張っている。→肩甲骨は数十種類の筋肉が付着します。頚椎にも骨盤からの筋肉も肩甲骨に付着します。筋肉が単独で動くということはありません。肩甲骨に付着する筋肉は連動して動きます。ということは、最低でも首、肩、上肢、背筋、臀部の治療は必要になります。
・肩甲骨のローテータカフ(回旋筋腱板)が以上に張っている。回旋筋腱板は肩甲骨を包むように付着している4種の筋肉です。この筋肉は肩甲骨と上腕骨を繋げています。この筋肉が何らかの理由で伸縮性を失ったり、烏口肩峰アーチで圧迫を加えられたりして痛みます。
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・回旋筋腱板
・烏口肩峰アーチで挟まれる筋肉。棘上筋
私はこのように治療します。
・鍼を使い、深部を緩める。特に棘下筋、棘上筋
・肩のみの治療では症状は緩和されないので、関連する筋肉が付着する場所は全て確認する。そして張っている箇所はほぐしていきます。張っているということは、その筋肉に負荷がかかっているので、緩めやり、均等にする。
・鍼が嫌いな人もいるので、その場合はマッサージでほぐしていき血流を改善し、筋肉に酸素を送り込み復活させます。
・一ヶ月以内で、症状を緩和させます。
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