イドリス・エルバ VS デカいライオン!と聞けば、そりゃあ迷わず劇場に駆けつけますよ!
あたしゃー( ゚∀゚)ノ♪

ビースト
原題︰Beast(2022年)
ジャンルはモンスター(アニマル)パニックもの。
しかし『ビースト』のポスターを見る限り…とてもパニックしているようには見えない。あるのは対決感!

普通モンスターパニックものって、襲いかかってくる凶暴なモンスターに対して、どうすることも出来ず逃げ惑う主人公たちの恐怖を描いたジャンル映画ですが、近年そんなモンスターパニックものの主人公にどうすることも出来ちゃいそうな人をキャスティングし、ジャンル定義をぶち壊してくる作品がある。

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モンスターパニック映画というよりは、モンスターVSモンスター!ゴジラVSコング的なモンスターバトル映画要素を含んでおり、パニックよりは、モンスターとのガチバトルを楽しむ映画となっている。

今作は、そのドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムをワイルドスピード/スーパーコンボでひとりで対峙する男!イドリス・エルバが主演ですからね☆そりゃあもう、イドリス・エルバとデカいライオンのタイマンバトルに期待に胸をふくらまして劇場へGO!(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)ワクワク♪
▲日本版ポスターのイドリスは素手!!
ステゴロタイマンを期待させてくれる♪

【あらすじ】
医師ネイト・ダニエルズは、ふたりの娘たちを連れ、最近亡くなった妻と初めて出会った南アフリカへの長期旅行を計画。現地では狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者マーティンと再会を果たす。しかし、密猟者の悪の手から生き残り、今やすべての人間への憎悪に満ちたモンスターライオンの出現によって、互いに生死と愛する者の命を賭けた死闘が始まるのだった…。


えーっと・・・
今作のイドリス・エルバさん、特に戦闘能力が高いわけでもなく、カラダがデカい普通のお父さんでした(;・∀・)アレ?

父ちゃん頑張る映画です。
そして、普通〜のアニマルパニック映画でした。
▲家族のための戦い!こっちのポスターのほうがしっくり☆

じゃあ、普通でつまらなかったか?というと、私が勝手に期待していた方向と違った為に物足りなさは感じましたが、手をかざしたらなぜか静止してくれる恐竜さんと違って、デカいライオンさんはガンガン容赦なく襲ってくるので、これはこれで楽しかったです♪
▲ディアブロ(魔獣)ことデカいライオンさん!

あと、主人公視点の長回しのワンカットが多様されていることによって、ライオンが襲ってくるところだけでなく、ライオンの姿が見えない!どこ行った?!今度はどっちから襲ってくる?!のという一連の緊張感と恐怖感を生み出していてなかなか良かったです。
▲イヤらしい攻めをしてくるライオンさん!

こういう最悪な状況下の中で家族の絆を取り戻していく!という、よくあるお話と言っちゃあよくあるお話ではありますが、ラストカットのクスっと笑えてホッコリさせるくらいのバランスのいい作品でした。


総括すると…
午後ローに調度いい映画でした☆
(褒めてます!)

おわり


【どうでもいい余談】
ライオン映画ということでワンデイアズアライオンの黒いTシャツで行ってきました♪