【鎮座地】 大阪府東大阪市出雲井町7-16

【御祭神】 天児屋根命、比売御神、経津主命、武甕槌命

【創   建】 伝・初代神武天皇即位前3年

【電 話】 072-981-4177

【H    P】 

 

 西国33所とともに巡った御朱印旅の記録が途絶えたままとなっていました。素晴らしい旅であったこの旅の記録を記憶がこれ以上薄れないうちに何とかしなくてはと思い徐々にでも記してゆきたいと思います。

 参拝したのは2022年8月の初旬、新幹線で新大阪駅、その後大阪駅に移動しレンタカーを借り旅は始まりました。大阪は土地勘もなく不安な部分もありましたが車に乗り込み当社を目指しました。オリジナル御朱印帳についても以前記事にしています。

 

 

 社伝によれば、神武天皇即位前3年、神武東征に際して天種子命が勅命によって天児屋根命・比売神の2神を東方山上の神津嶽(かみつだけ)に奉斎したことに始まるとされ、その後、白雉元年(650年)に平岡連(平岡氏)らが神津嶽から現在地に奉遷したとされています。平安時代に神階は正一位勲三等の極位に達し、中世以降は河内国の一宮として崇敬されています。

 ちなみに、ここで再確認しますと『皇紀』とは日本固有の紀年法であり、日本書紀の紀年に基づき,神武天皇即位の年を元年と定めたものです。西暦2024年であり今年は皇紀2684年となります(皇紀は西暦よりも660年長いと言う事になります)。

 当社は大阪府東部、生駒山地西麓において西面して鎮座しています。後背山上の神津嶽における山岳信仰に始まるとされ、中臣氏の祖の天児屋根命を主祭神とする中臣氏の氏神とされています。中臣氏から分かれた藤原氏が氏神として春日大社を創建した際には、祭神4柱のうち2柱として当社の天児屋根命・比売神の分霊が勧請されており、それに由来して御朱印に書かれている通り「元春日」とも称されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このところ体調面や仕事面、趣味の変化などもあり、御朱印旅も初詣依頼出来ておらず記事の更新等も放置状態でした。先週、出張の間に時間が出来たこともあり福岡県の筑前国一之宮、日本三大八幡宮でもある筥崎宮、博多総鎮守の櫛田神社を参拝してきました。久しぶりの神社巡りでしたが改めて寺社巡りの良さを感じた次第です。。。