【所在地】 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46

【宗 派】 天台宗

【御本尊】 聖観音

【電 話】 0771-24-0809

【H P】   なし

 

 21番札所の穴太寺はあなおじ、あなおうじ、あのうじなどと呼ばれる寺院でこの霊場では珍しくHPがないようです。寺伝によれば705年、文武天皇の勅願により大伴古麻呂が開創したとされ、当寺の聖観音像は「身代わり観音」の伝説で知られ、この伝説が『今昔物語集』に取り上げられていることから、平安時代末期には観音霊場として当寺が知られていたことがわかる様です。

 寺の本尊は薬師如来像ですが霊場本尊は聖観音立像で像高さ110㎝、鎌倉時代、感世作とされていますが1968年に盗難にあい、50年を過ぎた今も未発見だそうです。

 また、霊場のHPによれば当時には『安寿と厨子王』にまつわる厨子王の肌守御本尊が奉納されているとの事です。聖観音を盗んだものと言い、山椒大夫といい怪しからん話です。