【所在地】 愛知県名古屋市中区大須2-21-47

【山  号】 北野山 真福寺 寶生院

【宗  派】 真言宗智山派

【御本尊】 聖観音

【御御影】 不思議童子(ふしぎどうじ)

【電  話】 052‐231-6525

【H     P】

 

 10番目札所である寶生院は日本三観音のひとつである大須観音と言った方がわかりやすいお寺かと思います。今までもオリジナル御朱印帳、なごや七福神、尾張33観音霊場、名古屋廿一大師霊場などの記事を掲載しており、私にとって名古屋地区の御朱印旅のスタート地点であり、各霊場の納経帳もこちらで求めたものです。

 

 

 

 

 

 当寺はもともとは今の岐阜県羽島市にあった中島観音が発祥とされ、1612年に徳川家康の命により現在地に移転、かつては五重搭もあったようですが明治25年の火災により本堂、五重搭や仁王門などを焼失、先の大戦の空襲でも焼失と災難に見舞われ再建のための浄財もなかなか集まらず回廊や五重搭の再建はとうとう行われていません。9番目札所である七寺は当寺以上に栄え賑わっていたそうですがこちらも焼失したまま七堂伽藍は復活することなく今に至っています。街の賑わい、有力企業の多い土地柄でもありながら非常に残念な話です。

 当寺の不動明王は本堂の向かって右手に祀られています。ちなみに左手は弘法大師像が祀られています。