打つ | 文芸、創作ノーツ

打つ

そうそうみんな、仕事に熱中できるものではないでしょう。


仕事が好きな人はそれでいいけれど、ぼくのようにそうでない人はいったいどうやってすごしているのだろうか。


休日か、趣味か。


とにかくそういったものがなければ、とても乗り越えられないであろう。


ぼくは、小説をかくことしかできないし、かくことによって、相対化できる。



しかし、趣味にしてはきつすぎる趣味だ。


けれど、書かずにはいられないし、人生の辛さに盲目的になる趣味とはちがい、人生の辛さを紙面に移し変えることができる。


あくまでも翻訳作業なのだ。


安吾もサンスクリット語をやったみたいだし、欝にはこれがいいのか。


とにかく、欝だ。つらすぎる。


がんばってれば、かならずいいことがある。