こんばんは、クロです。

三寒四温の季節です。皆さま風邪などに気をつけてご自愛ください。わたしの職場は季節外れのインフルエンザが流行してパニック状態です。

さて、実家を建て替えるためには両親の仮住まいを確保しなければなりません。二世帯住宅特有のことだと思いますが、地味に頭を悩ませる問題です。5月初旬には解体が始まるので、それまでに仮住まいと引越しを終える必要があります。持っていく家財の量にもよりますが、仮住まいには下記のような方法があります。

・子どもの家に一時的に住む。
・マンションに引越し、家財はレンタルルームへ。
・マンションに引越し、家財は引越し業者の倉庫へ。
・借家に家財ごと引越しする。

費用を一番安く上げる方法は「子どもの家に一時的に住む。」ですが、わたしたちの場合は諸事情により難しいことが分かったため、一軒家かマンションを探すことになりました。条件は下記のとおりです。

1.一軒家にはこだわらない
2.マンションなら1階かエレベータありのところ
3.短期契約可(およそ1年間)
4.ペット可
5.駐車場1台分
6.実家の荷物を保管するため3LDK以上
7.母親が通うリハビリ施設の送迎範囲内
8.月9万円以下

仮住まいだと言うのに条件がてんこ盛りです。父親はインターネットでほとんど全ての条件を満たす物件を見つけて仲介業者Aへ話を聞きに行きましたが、敷地内の駐車場が軽自動車しか停められないほど狭かったこと、保証料として高額な費用を請求されることが分かったので、契約を保留することになりました。駐車場は他で確保をするにしても保証料が高いのは問題です。わたし達もさまざまな仲介業者のサイトで検索をしてみましたが、条件に見合う物件はなかなか見つかりません。困り果てて一条工務店の営業さんに相談をしたところ、仮住まい専門の業者さんを紹介してくれることになりました。紹介されたのは株式会社かりなびさんです。

さて、かりなびの担当さんが提案してくれた物件は偶然にも父親が見つけてきた物件と同じでした。しかし、かりなび経由で契約をすれば保証料は無料になるとのことです。借家のことについては門外漢でよく分かりませんが、経由する業者を変えるだけでトータル金額が大きく変わってくることに驚きです。懸念であった駐車場も物件の真向かいにある駐車場や、近隣の駐車場にも空きがあることを調べてくれました。

余談ではありますが、この物件に住んでいるのは一条工務店で実家を建て替えしている方とのことで、家が完成したのでちょうど退去をするタイミングだったようです。これも何かのご縁でしょう。

父親に連絡して仲介業者Aとの商談をすぐに白紙撤回するように伝え、担当さんに話を聞きたいと連絡すると、数日後には実家まで訪問してくれました。担当さんは気さくな好青年で、退去までにかかるトータル金額とこれからの段取りについて事細かく説明をしてくれたので、両親も安心して契約することになりました。

雑談の中で担当さんは「仮住まい専門ってニッチな業態なんですけど、需要はすごくあると思うんですよね。」と言っていました。これは実際にそのとおりで、メジャーな仲介業者は短期契約の物件をあまり取り扱っていません。餅は餅屋とはよく言ったものです。なんでも「元々は短期契約をやっていない物件を管理して、仮住まいのお客さんを繋いで入居させることもしています。」とのことでした。色々なノウハウがあるものですね。お金を握らされた訳ではないですが、株式会社かりなびさんはお勧めの業者です。

さて、これで仮住まいは決まりました。これからは実家の整理と断捨離に忙しくなりそうです。

次回は引越業者の選定について綴っていきたいと思います。

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