皆様こんばんは。

 

本日は私もびっくり!

某ペットショップの店員さんから聞いた話

 

某ペットショップでは子犬子猫のイベント

即売会が行われていました。

 

どの子犬も子猫もペットショップにいるべきではない

と思いますが、今日は「ドーベルマン」

がいました。


 

さて問題が

パワーブリードという犬種は決して初心者に向いていない

犬種なんです。

このパワーブリードというのはドーベルマン、ジャーマン・シェパード、

ロットワイラー、ピットブル、、、、などなど

 

少し間違えれば、人を殺すこともできる犬種です。

 

そしてこのドーベルマンパピー(以下:ドベ)

は値段や性別、誕生日などの札の横に

特典などをつけることができます。

 

ワクチン証明の発行やフィラリア検査証明のほかに

トレーナーの無料カウンセリングや獣医さんでの診察割引

その店舗でのフード割引等がありましたが、

なぜかこのドベはトレーナーと獣医の項目が消されていました。

さらに「値段交渉可能」と書かれていました。

 

 

ドベを見ていると店員さんが寄ってきて

「抱っこしてみます?」と

あ~抱っこ商法か~

抱っこ商法」とは可愛い子犬や子猫をお客さんに

抱っこしてもらうことで、情が湧き買いたくなるという心理です。

実際に抱っこさせたほうが売れる確率がぐっとアップします。

 

私は抱っこしました。

ドベパピーは動きが鈍くガリガリフケだらけ

狭いショーケースから出られたことに大喜び!

しかし、ガリガリで汚い。あばら骨も腰骨も浮き出てる。

決して2か月のパピーの体系ではありません。

そんなのありえない。

 

 

「この子は遺伝子検査済んでいますか?」と

聞きました。

すると持ってきますと言い、

子犬を一旦ショーケースに戻す。

戻されるのが嫌で飛び出そうと必死なドベパピー。

ササっと何かを取りに行った店員さん

 

戻ってきて手には何やら書類

見せてもらうと、血統書ではない。

 

血統書には本来、遺伝子検査を受けていたら

受けていることと、その結果が書かれています。

遺伝子検査は稀にブリーダーがしています。

自分の販売している子犬に自信を持っているブリーダーは

両親犬の遺伝子検査をします。

 

ですが店員さんが出してきた書類は

明らかに血統書ではない。

よくよく見ると、遺伝子検査のことなんて

全く書いてない。。。。。

 

 

店員さんはなぜか

健康診断の結果

を持ってきました。

 

そしてその健康診断にはいくつか診断項目があり、

目、耳、両前脚、両後脚、などなど書いてあり

その診断結果として〇と×が書かれていました。

診断結果が良ければ〇、悪ければ×と。

 

しかし、良い結果と悪い結果の基準はどうなっているのか?

奇形であれば×なのか、奇形まではいかなくても疾患があれば〇なのか

 

そしてこの検査もしかして??

「触診の検査ですか?」と尋ねると

「はい、そうです」

はい??????触診で何がわかる??????

え、レントゲンでもエコーでもなく?

触診?それで何がわかるの?と言いたくなりました。

 

 

遺伝子検査でも何でもない。

ただの健康診断

詳しくないお客さんは

「この子健康ですか?」って聞いたら

店員さんは「はい、そうです。診察検査があるので」

と答えるのかな?

それって、、、、

 

結果的には店員さんにブリーダーに聞くようにと言われ

ブリーダーを名前で探しても出てこない。

地名で探しても出てこない。

ブリーダーの情報が少なすぎる。。。。

ネットに出てこない=監視もない不安要素の多いブリーダー

 

 

ブリーダーの情報もなければ、確認のしようがない。

そもそもペットショップに子犬子猫を売るようなブリーダーなんて

悪質なんでしょうね。

 

そして、ついに店長?イベント責任者?が現れ、

遺伝疾患のない子なんていない。

みたいな話をしてどこかに行ってしまう

ここでも、はい??????ですよ

さらっと嘘をついてどこかへ行ってしまう。

 

じゃ、みんな何かしら疾患持ちなの???

そんな嘘、どこで聞いてきたんですか?

遺伝疾患のない子しかブリードしないブリーダー

何名か知ってますが、、、、、、、

 

店員さんが私に買う気持ちがないことを察し、

だんだんイライラしてきたのか 

「普通そのようなこと聞きます?」

「お客様が初めてです」

「あまりほかのお客様はそんなこと聞かれませよ?」

と言い始め、

私から売り上げが出せないというので

嫌そうにしていました。

 

 

果たしてこれが本当なのか

それとも私の気持ちを害したくて言ったのか、、、、

 

でももし本当にそうであれば

子犬子猫を買う方は

本当にこういうこと気にならないの?

 

ただでさえ純血の寿命は雑種に比べて平均的に短く、

障がいの度合いも多いのに、

気にならないんですか?

売られてるから、健康が保証されていると思っているのでしょうか?

 

 

ペット業界ってファストファッションと似てる部分がたくさんあります。

安い値段って魅力的です。

すぐに買えるのも魅力的です。

 

ですが、かかる費用を極限まで下げて

劣悪な環境が現実です

 

ファストファッションも

作っている人々は奴隷のように

生活ギリギリの給料を劣悪な環境で働かされ

労働時間過ぎても解放されず。

 

それでもお客さんは

安い値段と手に入れやすさで判断してしまい

この悪質な業界会社を支援していることに気づけません。

 

ペットショップの裏側を

悪質ブリーダー(繁殖屋)の裏側を

どうか知ってください。

 

 

皆さん、本当に本当に

保護犬や保護猫ではない

純血種を買う場合は

どこで買うか実際に見て選んでください

 

遺伝子検査はしているのか?

親犬に会えるのか?

どんなところで飼育されているのかをみせてくれるか?

どんなフードを食べているのか?

ブリーダーは販売の資格を持っているのか?

購入後、連絡や相談ができるのか?

8週齢以下の子を販売(当日手渡し)していないか?

 

しっかり見極めてください。

 

 

本日私がみたドベパピー

今日売れていなかったら

明日から違う店舗で同じように

狭いショーケースで売られます。

 

ストレスの多い環境の中

ガリガリな体で心配で

今日聞いた話に泣けて

 

どうかどうか

良いご縁があり

幸せに暮らしますように。。。

 

そして

日本

もっと頑張ろうよ。

 

子犬と子猫を

物扱いするの

やめようよ。

 

安易な考えで

買うの

やめようよ。

 

最期まで

責任もって

飼おうよ。

 

ただただそれを願うだけ。



12/21追記

痩せていた理由がなんとなくわかりました。

ペットショップの子たちは小さいほど

売れるんです。


なので敢えてごはんをしっかり与えず

小さく留めていることによって

売れる確率上げようとしていたのであろう。


小さい=子犬っぽい

小さい=飼いやすい

の演出