未来で、すっかりオジイサンになったオリジナルヤマトの真田さんがある日、自身の発明した波動タイムワープマシンで過去のヤマト発進の頃に出現。

なぜ過去に来たかと言うと…
「こんなこともあろうかと…波動エンジンのワープを応用したタイムトラベルマシンを作った。これをポチっと押すと…」
と言う流れ…

しかし「こんなこともあろうかと…」のこんなことが何だったのかは不明…

ともあれ…「どうやら私がタイムトラベルしたことによりパラレルワールド化し、歴史が変わってしまったようだ」
やっちまいましたね、真田さん…

なお、タイムトラベルしてきた真田さんの声はもちろん青野さんの声で。まあ、コンピューター合成かなんかでなんとか…

そして歴史が変わった世界では、古代はすっかり落ちこぼれ。士官でさえ無い。
そんな古代は地球が滅びるから「こうなったら、好き放題だー」とナンパとかエッチとかやっていた。

リブート古代、得意なのはナンパとエッチなテクニック(古代サムアップ)。

余談だが、リブート古代は三兄弟。守、進、攻(せめる)である。
守はひきこもり、進はナンパ野郎、攻はDQNと兄弟揃って三馬鹿ダメ野郎とご近所では有名らしい。

しかしそんな古代を見たオリジナル真田、これはイカンとなんとか歴史修正を試みる。
「お前はヤマトに乗れ!ヤマトには森雪を始め、選りすぐりの美人が沢山乗っている!」と古代をなんとか説得。
お馬鹿な古代はあっさり真田の口車に乗り、真田と共にヤマトに密航した。

ついでにオジイサンなオリジナル真田さんもその見た目を利用して、沖田艦長を名乗ってヤマトに乗艦したのである。

なお、この時間軸の沖田なる人物はすでに軍を退き、退役軍人年金で悠々自適。「わしの若い頃は宇宙戦で敵を次々沈めた将校様じゃ」と話を山盛りにして孫に語るよくある嘘つき元軍人道楽ジジイになっていた(実際にはただの一水兵ならぬ一宇宙艦兵)。

こうして古代のヤマトでのナンパ旅が始まる。
このためリブートヤマト乗員の女性が増えたことが災い。
ある時は雪を、ある時は女性化した山本を…

なお、後に加藤が裏切るのは彼の子供が実は古代の子…という衝撃のNTR疑惑!(週刊波動砲より)により病んでしまったからとか。

古代、さらにはガミラスの女にも、イスカンダルの女にも手を出す。
これによりデスラーからは「てめー俺の女に!」と執拗な攻撃を受けるが概ね歴史は同じ動き…

あと、ピンチはだいたい沖田=真田が「あ、この戦い知ってる…」「こんなこともあろうかと…」と解決するから大丈夫。

なお、オリジナル真田とリブート真田がバッタリ出会った時には「同位体は同じ時空に存在できない」パラドックスが起きて、W真田が共に消失、もしくは宇宙崩壊が起きるかと思われたが…
中の人が違うから大丈夫!…だそうな。
ただしリブート真田が「何か…既視感が…」となったが…

そして地球帰還目前、ついに古代は森雪に「俺の波動砲!もっとスゴいよ!」という決め台詞を言っていた。
大鑑巨砲主義である!

なお、そんな中、帰還した地球を眺めながら、沖田=オリジナル真田艦長は老衰で静かに息を引き取ったのであった…(次回の伏線)


※これはフィクションであり、実際の映画やストーリー、ましてやスタッフ、キャスト、映画会社や波動砲とは一切関係ありません。