皆さんいかがお過ごしですか??

 

SCAE(ヨーロッパスペシャリティコーヒー協会)の学科を学習、

既に抽出学科を修了したコーヒー大好きな筆者です。

 

(from SCA face book page)

今日は豆の焙煎度合いについてです。

焙煎度合いによってそれぞれ呼び名があります。

 

ライトロースト

ミディアム

フレンチ

イタリアン・・・等

 

今日はそれぞれ呼び名の話ではなくベストな焙煎度合いの話ですので

この辺は割愛します。

 

今日は浅め・ミディアム・深めで分けて話を進めたいと思います。

 

まず、焙煎は絶対的なスイートスポットはありません

その都度豆の程度を見てロースター(豆を焙煎するプロ)が

臨機応変に調整しているので何度で何分間加熱すれば

ベストというセオリーは存在しません。

 

それと同様にどの焙煎度合いがベストか、も答えはありません

 

個々で味の好みは違いますのでベストな焙煎度合いは

個人的に変わるものです。

 

今回はそれぞれの焙煎度合いで出る豆の風味の特徴についての話です。

それを参考に今の自分はどの感じが好きかを仕分け、

今度豆を買う時に参考にしていただければと思います。

 

浅め

・草木、草原の様な葉っぱっぽい香り
・みずみずしい果実感
・苦味が弱い
・酸度が強くなりやすい。
・軽いボディ
 

ミディアム

・ナッツ類の様な風味
・成熟したフルーツの様な風味
・落ち着いた酸度
・程よい苦味
・しっかりしたボディ

 

深め

・スモーキーな風味
・酸度はほぼ無い
・強い苦味
・重いボディ
 
以上が産地を問わず焙煎度合いで出る風味の違いです。
 
最後に今トレンドの焙煎度合いを紹介します。
 
現在の世界のトレンドは「浅め」です。
フルーツティーの様に愉しむ傾向が有るようです。
所謂コーヒー好きが苦味では無く風味や香りを追い求める流れに
乗っているということでしょうか。
 
ただ、浅い焙煎度合いのコーヒー豆は抽出にかなり気を使います
 
浅い分しっかり抽出しないとコーヒー風味の水になってしまいます
抽出については今後じっくりと紹介していきたいと思います。