とある弊社は営業部、製造部…などなにがし部がいろいろあるが、
我が制作事業部は本社で40名弱、
他拠点は東京、大阪、名古屋、横浜の順に人数が多い。
特に役職者は「本社」としての誇りを持っている。
確かに他拠点と比べればダントツに、そして平均的にスタッフの腕前が良い。
さらに、クリエイター業界にありがちな
時間にルーズなところは皆無(ただし本社のみ)、普通の会社みたいに朝が早い。
全員がスーツだし、ネクタイだし、半営業としてかなりビジネスマンしている。
その中で私はコピーを書いたり、プランを練ったり、ディレクションしたり…
いろいろしているわけだけど、常々気になることがある。
それは、良いか悪いか「分業制」であること。
元々私は最初の会社で事務に始まり、
デザイン、コピーライティング、編集、広告営業と
なんでもかんでもやっていたからなのか
この「私の仕事はここまでだし!」みたいなボーダーラインがどうも馴染まない。
私は今、あくまでコピーライター系には属しているけれど
デザインのセンスの方が実際たぶん、ある。
ただ、企画や編集が一番好きだったからそういう道に来ているだけで
必然的にカテゴリがコピーライター系になってしまう。
ライティング、ものすごいニガテなのに…。
だから入社当時はデザイナーから、
「ライターにはわかるまい」的なニュアンスの発言を浴びせられると
若干血圧が上がったものでした。
うん、若かったですね。
今では、分業だからこそのクオリティ、時間の短縮、
役割の明確化…メリットがたくさん浮かぶようになりました。
ただ、私が社内で尊敬するウルトラスーパープレゼンターも
「なんでも自分でできなきゃだめだ。自分ひとりで独立しても作れるくらい」
と豪語していた。
自分と関係ないからとアンテナをしまう事はいとも簡単で、
ただひとつの技をひたすらに磨くのもいいけれど
そんなことで視野の広い良いクリエイティブができるのか?は大いに疑問。
実際の出力は例え文字やデザインだとしても、
あらゆる情報を入力したいし、私はデザインのこともたくさん知りたい。
漫画だって、ドラマだって、お祭りだって、仕事だって、家庭だって
事件だって、恋愛だって、何もかもが芸の肥やしになっていく。
関係ないことなんて一つもない。
これってでも、クリエイティブな仕事じゃなくても共通じゃないかなと思う。
かくありたいと思いながらも忘れっぽい私だから、
その肥しをこうしてたまに書き留めておかなくちゃ、と思うわけです。