この夏三十路を迎えて、何の抱負抱かなかったのだけれど
「仕事」を初めて10年以上経ったのだなと言う意味で、感慨。
短大入学後、速攻中退してこの世界に飛び込んだのが11年前。
数年前はとある出版社で昼も夜もなく働いていたので
昔からの友達からは「働きマン」と呼ばれていた。
今は…?
「大将」もしくは
「師匠」。
何年たっても男らしい名前で呼ばれることに変わりはなくて
それがちょっと可笑しい。
女らしくあることに少し抵抗があって、
自分自身そう呼んでもらうことに小さく喜んだりして。
っていう、そんな感じの私です。
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昨日はどしゃ降りの福岡へ出張。
とある海苔屋さんで海苔のいろはを学びました。
とはいえ、海苔を学んで海苔屋になろうとは思っていませんですよ。
商品を売るための、取材です。
海苔作りはまず海苔を仕入れる入札から。
「目利き」が海苔の品質を決めることになります。
海苔は素材そのままですから。
入札後2週間で現金払い、一回の取引数千万円、キャンセル不可…。
なかなか博打な世界じゃありませんこと?
海苔の生産次期も秋から冬と限られていて、
時期になれば各生産地で毎日のように入札会が行われているそう。
海苔商社の1年をこの秋冬が決めるとは。
ギリギリの入札を次々さばく目利き屋さんは
太い芯が一本通っていて、これこそプロフェッショナル!
というオーラがありました。
私はギャンブルから縁遠いけど、
仕事って大なり小なりギャンブルなのかな。
自分がどういう道を選ぶのか、何を基準にするのか、
得られるものはどれくらいあるのか。
目利き力って、日々養わないとなって思います。