堀越塾 「赤米・紫黒米」シンポジウムに参加してきました。 | 黒米母湯の悠悠 オフィシャルブログ

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~堀越塾の目指すもの~

堀越塾は、今日の農村や農・食の危機を救うための現代版「農の松下村塾」として、地域の農業を再生し子供の未来を明るくするために

次の2つのテーマとして全国に夢のある情報を発信し普及させていきます。

 

~堀越イズム~

 

【あるがままを食し】

食べ物は生き物であり、生き物は丸ごと全体でバランスが取れていますので穀物を精白したり野菜の皮を剥いたりせずに、あるがまま食べることで健やかな身体が作られます。あるがままを大事にすることは持続性を可能にし多様性を維持します。

 

【健やかに暮し】

身体と心は密接な相関関係があることが解明され始めています。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」の例えの通り、健やかな体は健やかな心を育みます。

心身共に健やかな暮らしは、人々を穏やかにし、社会に秩序をもたらします。

 

【慈悲深く生きる人】

自らを省みずに、人々の苦しみを取り払い、人々に幸せをもたらすひと、堀越家、親子2代そんな人を目指しています。

 

堀越先生のお話を聞かせていただき大変勉強になりました。

堀越先生のお父様もすでに玄米食運動を心がけてこられて、幼い時から玄米食を実行されてきたそうです。

現在、84歳に為られるそうですが、大変お元気で病院なんか行ったことが無いとお話しされていました。

玄米食運動を心がけてきた私達と同じ思いで、堀越イズムに共感でき大変嬉しい出会いがあり、有意義な時間を過ごすことができました。

 

シンポジウムが終了して懇親会が始まりました。

懇親会の時に塾長である堀越興喜衛先生は、「皮と身の間に生命素が或るんだ」と教えてくださいました。

「生命素」という言葉を初めて知り感動しました。

私も50年マクロビオティックを実践してきましたのでよくわかります。

皮と身の間に栄養があるとよく親から聞かされて育ちました。

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~広がる赤米・紫黒米の可能性~

 

京都大学大学院農学研究科

教授 小田滋晃先生のお話から始まりました。

 

基調報告は広島県立大学大学院農学研究科

教授 猪谷富雄先生

 

私は2004年ごろ、県立広島大学の教授としてご在職の折に猪谷先生の大学に足を運びました。

大学の敷地の中にある多種多様の世界のお米の品種を栽培されていていました。

案内してくださり詳しく説明をしてくださいました。

それからのご縁を戴いて勉強させていただいています。

紫黒米の持つアントシアニンの栄養素の機能性を深く学びました。

特に黒米と言えど、産地や種類によりアントシアニンの含有量がかなり差異があることなど教えていただき参考になりました

 

弊社の黒米母湯はまさに理論どうりの玄米・黒米・ハトムギの生命素のすべてを含有した素晴らしい商品だと一層の確信を持ちました。

紫黒米の中のアントシアニンは活性酸素を消去する特別な微量栄養素です。

食べ物が命の元になるのです。

 

そして会場の増川ホールには、ノーベル賞を戴かれた増川先生の金メダルが展示されていました。

実物を初めて見させていただきました。

意外と「メダルは小さいなあ」と感じましたが、先生の一生の研究テーマがそのメダルに凝縮されているので凄く重いだろうなあと思いました。

有意義な一日でした。