どうも、黒木石材です。

今回は文字彫りについてです。

石へ文字を彫る事はどのようにするのですか?とよく聞かれます。

まずよく研磨された石に厚み5ミリほどのゴムを貼ります。
そのゴムへPCで作成した文字を写し書きます。
そして、文字の輪郭に沿ってカッターナイフで切れ目を入れ、ゴムを剥がします。
この時、彫る部分は石の状態で、掘らない部分はゴムで覆われています。

この石を彫刻室の中に入れて、人は彫刻室の外から手を入れ、
のぞき窓から中の状態を見ながら、サンドブラストで彫ります。

サンドブラストとは、石の表面に鉄の砂をエアーで飛ばし石を彫る加工法のことです。
詳しくは → サンドブラスト

彫刻室には石の粉と鉄の砂が溜まり、それを分離する機械もあります。
黒木石材では以上の作業を3人で分担して作業を行っています。

次回は最近増加傾向にある屋外での彫刻についてです。