メーター料金を止めろ!と脅しをかけてきた客は警察官でした!① | アオバのブログ

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日々感じた様々なことを書いています。

以前ブログに書きました乗り逃げをされた私。

ハイチューその乗り逃げ事件のブログはこちらです下矢印もしよろしかったらこちらもご覧ください。


その後は平穏な日々を過ごしておりました。

そう、彼らを乗せるまではビックリマーク

何であんな奴を乗せてしまったのだろうえーん


…その日は深夜2時も廻り、そろそろ営業所に戻ろうかな、と思っていた時でした。

I駅の商店街を抜けるそんなに広くはない真っ直ぐな道。

ゆっくりとタクシーを走らせていると、向こうで一生懸命手を挙げている2人連れがいます。

帰庫時間ギリギリかな、と思いつつもそんなに遠くではないだろう、と判断して停まりました。

1人はかなり酔っ払っていますが、もう1人はしっかりしているようだったのでひと安心。

行き先はA警察署S寮とのこと。
へぇ、この2人は警察官?
どうみても警察官には見えないけど…。

まぁ、そんなことはどうでもいいね。
私は約10kmほど離れたS寮に向かいました。

凄く酔っ払っている客は上司らしく、もう1人が「先輩!先輩!」と言っています。

(う〜む、どう見ても警察官には見えないよなぁ。口も悪いし…)

そんなことを思いつつタクシーを走らせて、目的地まであとわずか!という時に、この酔っ払いが大声を上げ始めました。

「おぉい!運ちゃん!メーター止めろよ!メーター!」

(えっ?こんなこと言われたの初めて!)
と少し動揺しながらも、それは無理です。とキッパリ言いました。

するとこの酔っ払い…

「結構な距離、乗ってやってんじゃねぇかよ!そのくらいのサービスしろよ!…早くメーター止めろよ!」

隣の後輩らしき1人が「先輩、それはダメですよ」と一生懸命言っています。

しかし、この酔っ払い…言うことを聞きません。怒鳴り声がさらにエスカレートしていきます。

「テメェ、誰に向かって口きいてんだ!オレはこの運ちゃんと話してんだ!黙ってろ!」

と叫びながらヒジ打ちをしてるみたい。
私は冷静さを装ってタクシーを走らせていますが、内心穏やかではありません。

それよりも、あまりに言葉が汚くてこれは警察官ではないな。もしかしたら暴力団関係の人かもしれない…と感じてきました。

「おい!運ちゃん、シカトこいてんじゃねぇぞ!メーター止めろって言ってんのが聞こえねぇのかよ!」

咄嗟に私は計算しました。

① 目的地まではあと1kmもない。料金にして500円くらい。

② ここでトラブって警察を呼んでロスする時間は1時間以上。帰庫して報告に約1時間。(当時は認知症の母がいたので遅く帰宅するのが不安でした)

ここは我慢して穏便に済ませるのが得策!と考えて「メーター、ここで止めますよ」とひと言。

するとさっきまで騒いでいた酔っ払いが「なっ!チョロいもんだろ」と後輩に言っています。

(くそ〜!警察の寮までなんて言って、警察官のフリして乗ってきてプンプン うそつきめ!)

そして、目的地へ到着!
千鳥足で歩いていく酔っ払いに肩を貸しながら歩く後輩。

(どうせ、警察寮には入らないんだろうチュー
と思いつつ2人の行き先を見ていたら…

なんと、A警察署S寮の中へ消えて行きましたびっくり

もう何がなんだかわからなくなった私!

(警察官があんな脅しをするのかむかっ市民を守る警察官が…ムカムカ

ついに私の怒り爆発爆弾

当時はまだドライブレコーダーが付いていませんが、とにかくS寮へ電話!
事の次第を詳しく説明。

深夜、タクシーで帰って来た2人を管理人もしっかり確認していました。

後日談としてですが、この問題で寮の中もてんてこ舞いになったらしい。

管理人が2人に確認したあと、連絡をくれるとのこと。

私は連絡を待つ間、先日の乗り逃げ事件でお世話になったT新聞社のA編集長へ事の顛末を報告。
もしもの時は記事にしてもらおうと思ったのです(笑)

A編集長…「アオバさん、警察にはついてませんねぇ。しかし、大丈夫か県警!」


そして暫くして電話がかかってきました。
S寮の管理人かと思ったら、なんとA警察署の警部補から!

後日わかるのですが、このH警部補と私はある因縁で結ばれていたのです。

〜 つづく 〜


* 長い文章をここまでお読みいただきありがとうございます。
警察官に脅された言葉は思い出す限り書きましたが、もっとひどいことを言われたような気がします。とりあえずこのくらいで。