お茶室材もろもろ | 川越銘木

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お世話になります

昨日の内に出しておいた材を加工に出します

すべてお茶室・水屋関連になります





㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~















まず杉の腰板材です

現在厚みは30ミリありますが削って仕上げて24ミリ程になると思います





㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~



色は多少濃い目ではないかと思われます

九州方面の可能性があります





㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~



床の間の床框には桑を使用します

真っ黒ですが一応桑だと思われます




㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~



桑の茶色味は若干わかりますね・・

仕上げればだいぶ変身します

目は粗めなので山桑の可能性が高いですね



御蔵島系の島桑ではないようです

桑はあまりよくわかりません(汗・・)




㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~




㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~




ヤニ松の板材も出してきました

男松とも呼ばれるだけあってどこか肉食な感じがします

これもきれいに仕上げます





㈲川越銘木センター~あした待たるる その宝船~




こちらは赤松ですが並べると赤松の方が優しげです

これはまだ挽いたばかりの写真なので焼けが少ないですね

松はすぐ焼けますからもっと冬目が濃くなります




何年も放置され真っ黒になってしまった

松は未熟者の私には見分けが難しいですね

コレ・・ヤニ松?赤松?天然唐松?地松・・ヒメコ・・・・

時々板の前で考え込んでしまいます

こういう時はボスか銘木の長老達に教えを乞います



銘木の業界は定年がなく

他の業種と違い生き字引のような存在がわりと身近に存在しています

自分自身では答えが見つからないときなどは非常に助かることがあります




年齢を追うごとにその技は練れ百戦錬磨の存在となっていきます

多少取っつきにくいこともありますがありがたいですね(笑)




仕上がりましたらまた紹介させていただきます






今宵はここまでです
ありがとうございました




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