お茶室・水屋材 | 川越銘木

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お世話になります。

通常の和室や洋間をお茶室にリフォーム

そんな仕事が来ました。




水屋材は杉の無垢を使い

3尺間口ですが本格的です

他にも床柱は赤松で9尺間口の床の間

形は琵琶棚タイプとかなりの凝っています

今回は水屋材をご紹介いたします





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~




腰板は3枚作成し寸法は910×450×24㎜

納まるべき場所が3尺間なのでこの寸法です。





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~




裏桟は3本づつできちっとアリを

切って打ち込んで入れています





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~



脇からハンマーでたたいて入れてゆきます

ボンドを付けただけのやり方では意味がありません





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~




次は棚板です3枚使います。

やはり無塗装仕上げのカンナがけです。





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~



やはり桟をしてあります。

板が薄いので周りは框を回してあります





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~




厚い板で作る場合はこのような細工はいりませんが

予算上の問題でしょうか?





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~



これは水切り棚です。

洗った茶碗などをここに置いておきます。





㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~



裏から見るととても手間がかかっているのが

わかります。

竹は必ず女竹(めだけ)を使います

とても品のあるかなり細い竹です



㈲川越銘木センター~春の名残をいかにとかせん~



今宵はここまでです

ありがとうございました

㈲川越銘木センター

埼玉県川越市山田2015-2