「統合失調症」という病名になったのは、2002年なので

 

それ以前に発症した人は、「精神分裂病」でした。

 

もちろん、私もそうです。

 

日本語は変わりましたが、英語は今も昔もschizophreniaです。

 

ChatGPTによると、

 

「schizophrenia」を直訳すると「分裂」を意味します。この言葉はギリシャ語から派生しており、具体的には「schizo-」は「分裂」を、「-phrenia」は「精神」を意味します。したがって、「schizophrenia」は「精神の分裂」という意味になります。

 

とのことです。

 

ちなみに、西洋史に出てくる教会大分裂の「分裂」は、ラテン語schisma、英語schismです。

 

統合失調症に呼称変更したのは、とてもよいことだと思います。

 

とはいえ、たとえばキング・クリムゾンの 『21st Century Schizoid Man』は

 

発売当時の邦題『21世紀の精神異常者』⇒『21世紀のキッツォイド・マン』

 

と、1999年に改まったのは、よいことですが、

 

schizoidを辞書で調べると、1《精神医》統合失調症的傾向の

 

となっていて、和訳すると『21世紀の統合失調症的傾向の男』となり、

 

なんだかなあと思います。

 

ご参考まで:歌詞は過激です。念頭にあるのはベトナム戦争だと思いますが

      今のパレスチナに重なると思いました。

 

 

日本語の「統合失調症」のよいところは、

 

どのような病気か、想像できにくいので

 

イメージを(悪いイメージも)与えにくいところだと思います。

 

「統合ができにくくなる病気」って、ピンとこないし、

 

当事者の私も、「何が統合できないの?」

 

と聞かれても、こたえられません。

 

私が自覚できているのは、

 

頭を使わなければいけないような本が読めない、

 

じっくり考えることができない、考えたことを文章化できない、

 

小むずかしい話や、長話は、ついていけない、

 

自分が話しているうちに、わけがわからなくなる、

 

などなどです。

 

「精神分裂病」のまえは、「早発性痴呆」(dementia praecoxラテン語)でした。

 

今なら「早発性認知症」でしょう(認知症はdementia)。

 

治療薬がなかった時代のことで、

 

今の時代には、あてはまりません。

 

でも、私自身の感覚としては、

 

わりと、しっくりくるんですよね。

 

実際、能力低下を理由に、職場をクビになっているし、

 

ガクッと頭が悪くなったという実感があります。

 

私のブログも、それを反映していると思います。

 

深く考えて、文章化することができないので、

 

短い文を、ポンポン書いているだけだし

 

で、何が言いたいの?って感じ。

 

 

※もちろん、私と同じ診断名でも、

頭脳明晰で思考力・文章力にすぐれたかたは

いくらでもいらっしゃいます。

病名の変遷と、自分自身のことを考えて

つらつらと書いたにすぎません。

ご寛恕ください。

 

 

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