今日と明日のつぶやきは、私が担任をしていたときに学校に行きづらい子の接し方で、配慮していたことや失敗したことを書き綴ります。全部で6つあるので、今日は3つ挙げます。(共感していただけることが1つでもあれば幸いです。)

①空き時間や放課後にアポなしで訪問する
これは私自身はしたことはありませんが、学校に行きづらい親御さんと話を聞いている中であった話です。おそらく担任の先生 としては悪気がなくて、少しでもクラスの子の顔を見られたら(会えたら)いいなと考えての行動だと思います。しかし、いくら知っている人(担任の先生)とはいえ急に訪問されると戸惑いますよね。

②事前に約束した時間以上に学校にいるように促す
今日は「業間から給食を食べ終わるまで登校します」「別室で家庭科のエプロンづくりはします」など、勇気を出して登校をしていた子との約束は必ず守らないと信頼関係が崩れてしまいます。担任の判断で「教室にいってみる?」との声をかけたために、その言葉が逆効果になり、学校とその子との距離が離れてしまうことがあります。
また、「明日はこれをやってみようか?」と提案することも、子どもの心理状況によっては負担になることがあります。
(私自身は高学年を担任していたときに失敗しました)

③友達からの手紙や色紙
担任主導で書こうとしても多くの場合うまくはいきません。(子どもたちも書かされていると感じることが多いため)
ただ、学校に行きづらい子と仲が良い(お互い心を開いている)子からの手紙は効果があると考えます。
いずれにしても、子どもが自発的に行う活動は大きな効果がもたらされます。


今日書き綴りました3つのことは、担任の先生が学校に行きづらい子に対して登校してほしいと思って行っていることです。
しかし、その子の学校に向いているエネルギーがどのくらい蓄えられているかを考えて行わないと、せっかくその子に溜まっていたエネルギーが枯渇してしまうことにもなりかねません。


ここを見てくださっている先生方おられましたら、本人や親御さんと、ほどよい頻度で対話を重ねてほしいです。
お子さまも親御さんも、そして担任の先生も負担にならないように、よろしければ参考にしてくださいね!