昨年度までお世話になっていた自治体でも今年度から全校に配置されているようです。
お話を簡単に聞かせてもらった方によると(管理職や委員会の方はいません)、
このサポートルームは教室に入るための前段階に学校に登校する目的で置かれたのかなと感じています。
(間違っていたが教えてください)

※「不登校」とは、児童・生徒が学校に行かない(行けない)状態をあらわしている」状態です。
だから、不登校児童生徒の人数は、この視点でいうと減少すると思います。(毎年行われている人数調査においては)

ただ各校で問題が出てきてもいるです。
例えば、「なわさんは不登校サポートルームに行くために学校にいってるんよね?」と言った言葉が、子どもたちの中でも聞こえているといったものです。
(特に、低学年の子どもたちからしたら自然な疑問だと思います。一緒に登校しているのに違う部屋で勉強する可能性もあるし、校内で偶然に会ったり、給食を運んだりする場合も考えられますから。)

私自身は不登校児童生徒、個々の到達目標は、必ずしも学校に登校できることではないと思っていますので、教員の方が目にしたら気分を害されるかもしれません。
ただ、サポートルームが設置されたことで「学校に行けるようになりました(一歩前進しました)」
とおっしゃっている親御さんの声も聞きました。(たいへん感謝されていました)

しかしながら、子どもたちから上記のような「なわさんはサポートルームにいるんだよね?」という言葉を友達に言われたことで、また学校に行けない(学校がこわい)という事実が出てくるかもしれないなっと懸念しています。

先生方には、
サポートルームを利用している子どもたちが安心して通える。
教室で学習している子どもから「サポートルームは自分のペースで学習できていいな」という声が出たときに、
学校全体で共通理解する。
先生方が教室に戻そうという視点で、なわさんのような児童に対応しない。
などなど、これから様々な学校で出てくるであろう問題に対応する準備をしてほしいと思います。
※私も不登校訪問支援コンサルタントとして、みなさんと一緒に課題解決に協力させていただきます。

子どもたち一人ひとりに安心した居場所がありますように!
そして、先生方も負担が少しでも軽減されますように!