しっとりしたピアノのイントロから一転して、疾走感のある爽やかなロック調の曲です。サビの独特な音程とメロディー、2:01からの間奏がなんか聞いてるうちにじわじわ来ていつの間にかお気に入りとなりました。後半はところどころ電子音が入ってきたりしながらも不自然さがなく、曲の雰囲気が壊れないところにセンスの良さを感じます。
小学生の時、近所を自転車に乗ってぐるぐる廻ってたら突然友達が脇道から出現し、水鉄砲を顔目掛けて連射してきて、視界を奪われた自分はバランスを崩し電柱に激突し、痛くて泣きました。それは晴れた日の午後で、泣き止んだ時にふと上を見上げた瞬間の吸い込まれそうな青空が今でも記憶に残っているのでした。子供の頃の空はどうしてあんなに大きく感じるのでしょうか。
そして今、成長し大人になった自分は、ミジンコのような小さな人間になり、水鉄砲かけてきたあいつに天罰が下り、今頃不幸になっていればいいと思っているのでした。 そんなことを思い出す素敵な曲名です。
過去作品では編曲や調声・演奏している曲をアップされたりもしています。電子音を押し出した曲など、音楽的な幅の広さを感じさせる作曲者様で、まだ曲数は少ないですが今後の作品が楽しみです。
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