昨日も伝えたように、南相馬市の『レッドゾーン』の中へは警察も政府も基本的には入らない。
そのため、今回の地震のすさまじさを物語るかの様に、残骸はいまだに手付かずの状態。
そして、警察が立ち入らないことを利用して略奪を行う善からぬ者が集まってきているらしい。
実際に私たちが話しかけようとすると、逃げるかのように去っていく人たちもいた。
無法地帯となった『レッドゾーン』だが、人々の築き上げてきた財産を守ろうと、一部の市民が立ち上がり、南相馬市には自分の体が蝕まれていくことを承知の上で犯罪を抑制しようと、ボランティア・パトロールが活動している。