未来の旅客機、NASAが発表
環境にやさしい航空機
NASA(米航空宇宙局)はこの目標を目指して3社の航空機メーカーに次世代の飛行機を開発するよう依頼した。
開発する飛行機は現行の物と比べて静かで、生み出す公害が少なく、燃料の消費が少なくなければならない。
しかし、上記の条件と引き換えにパフォーマンス面を削ってはならない。
むしろ、同時にパフォーマンスの向上を求められている。
飛行速度は音速の85パーセント以上。
飛行距離は11,000km以上。
機内積載重量22,680kgから45,360kgが可能でなければならない。
ノースロップ・グラマン
通常の機体2機分のボディーを翼でつなげ、間にあるコクピットの下には動力源となる二つのエンジンがぶら下がっている。
ボーイング
米軍のB2ステルス爆撃機の旅客機版にも見えるこの2機はまるでボーイングがB2の開発に携わったことを証明するために設計されているかの様にも思える。
ロッキード・マーティン
今回のデザインでは最も王道と言えるが、全体的には今までの飛行機と比べると空気抵抗が少なく動力源は尾翼に取り付けられている一つのエンジン。
NASAが提示した完成の期日は2025年。
この様な飛行機が実際に空を飛ぶところを早く見てみたい・・・