ブログとはリアルタイムなものか、書庫や記録かと考えたとき、おそらく情報検索して
自分のほしい情報やノウハウが観たい人が訪れるであろうサイトだから、過去の事例も載せてる。

8/5 2018は暑かった、さいたまは39度とか35度とか言われていたけど、朝から夕方までガレージに籠もって
測定やCADや試作に明け暮れていたが、それはガレージにエアコンがあるからである。
ガレージ建造後3-4年経ったあとに夏の暑さは毎年地獄だったので思い切って装備した。

ガレージを開けて風通しをしても日差しが差し込んで直射日光で身体もバイクも焼けるので、最初は
オーニングテントという折り畳みのヒサシを買おうと思ったが幅が広いと3-5万するし、布なので経年劣化も酷い
工場扇風機もかんがえたが、狭いガレージでは置き場に困るし(三脚がデカイ)冬場の収納も絶望的だ。
コスパを考えたらエアコンが手っ取り早いので無理した、コヅカイから買う時は1万円超えたら清水の舞台だ。

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冷房能力が4KWの単相200Vで配管や総部品費は10万円ほど。
お金がないので完全DIYで取り付けます、取り付け費込みのエアコンはトータルで安いのですが
スチールガレージだと穴やラックに追加料金が掛かります。

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3Dプリンターでこういう部品を造りました。
これは穴をあける治具なんです、イナバの鉄板はかなり硬いので簡単にはあきません。
ホールソーセットもありますが、ここまで大きな穴は空かないのです。
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まずテンプレートにそって細い穴を開けていきます、そしてこの穴をガイドに太い穴を開けます。

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太い穴で中身がくりぬけたらグラインダーやリューターで滑らかにしてグロメットを打ちます。

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これで作業は終わったようなモノです。
このあろ室内機のラックを造ります、一般家屋のような内壁がないのでラック板を付けるためのラックを造る。

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ナッターやバカ穴の工夫で角パイプをイナバに固定して、ラック板を貼ります。

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安定しない場所は3Dプリンターで足を作成して付けます。
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写真を見て思い出しましたが、先に室内機を付ける加工してから穴を壁に開けていますね。
先に場所が決まらないと穴も決まらないからでしょう。


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配管をして砂利をしいて、最後に配管カバーです。

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配管カバーは高いですが、これを付けると一気に高級感が出てプロの施工な感じがします。
紫外線や風雨の劣化にも強いのでオススメです。

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電気工事士の視覚がない場合は電気配線だけは有資格者に頼みましょう。
ちなみに200Vでも延長コードは無資格でも造れますので、ウチのように野外200Vコンセントからエアコンまで
延長コードを造った場合は資格は要らないのですが「この配線を壁に固定した場合資格要件になる」のです。

御家庭で言うと、市販のテーブルタップを買って使う(無資格)、おなじようなテーブルタップを造る(無資格)
配線種類を問わず壁の内外に配線を固定する(有資格)となるようです。
御家庭の延長コードも床にはわすのは良いですが、壁伝いに固定してはならないようです。
漏電火災を警戒しての話しですが、事実上無意味な規準ですから、「壁の中や天井裏の屋内配線」
と延長コードていどで危険度を認識すれば良いかと思います。
矛盾する話しですが、例えば工作機械の配電盤に三相200Vの20KW回路の工事や修理、配線しても
工事士の資格は要らないです、電気製品や産業機器のなかの配線は規制にはいらないからですね。

工事士の資格は簡単にとれますのでDIYを徹底する人と安全に最善を尽くしたい人道具も買えるし
一石二鳥で思いきって。

この程度の無断熱スチールガレージでもエアコンがあれば涼しくガレージ作業できます。
日没後なら寒いくらいに快適です。