
今日から本格的にメカベスに参戦
このままだとメカベスのことを、メカヴェスって書いちゃいそうなので
昨日、終演した「おとぎヴェなし」についてちょっとだけ
想いを吐き出しておこうと思います
なんというかですね…
怖かった!!!
強がって「今年はもう、コメディしか作らない!」とか言ってましたが
「明日、世界は本当に
人が劇場に集まって笑える日なのだろうか?」
と、ずっと不安に怯えて胃をぶっ壊してました
例えば、知人への義理だったり推しの応援だったりで
恐る恐る外出してきてくれた人たちが
ただ”人が集まる空間にいるストレスを我慢する”1時間半にしてしまっては
公演をする目的に対して、逆の効果しかない
やるからには
“誰が、いつどんな時に観ても、笑えるもの”を作らなければいけない
まあ、もう、ぶっちゃけ
必死に手段を選ばず
あらゆる角度から
“どれかしら誰かに刺さるだろう”と
下手な鉄砲を出来るだけ数撃ち
俺は稽古場でずっと笑ってたけど
それでもなお、公演当日まで不安と腹痛は解消されないままでした
で、蓋を開けてみたら
自分で言うのもアレなのですが…
大ウケ!!!!
「そんな笑う!?」ってぐらい、劇場が温かい空気に包まれて
終わっていくことが出来ました
「出たい人は、皆出ましょう」みたいなことを言って集まったキャストなんだけど
まるで、計算づくで“この公演をやる為”に、厳選して集められたようなメンバー
相変わらず“作っている”というよりは“作らされている”という不思議な感覚を覚えました
皆、稽古中の不安は俺以上だったと思います
それなのに、あんなに全力で遊んでくれて本当にありがとう!
客演の皆様、勿論、劇団員にも全員ひとりひとりへ感謝の気持ちが溢れていますが
特に、藤枝ちゃん、皇希、霧島
この3人が「出たい」と言ってくれた時に
BTTF3でいう赤い薪に火が点いた気がします
「こういうことをし続けよう」
本当に、そう確信のできる素敵な公演をすることが出来ました
観客、キャスト、関係者の皆様
改めて本当にありがとうございました
また、やろうぜ!
ヴェヴェヴェのヴェ!