書くべきではない | 黒田勇樹オフィシャルブログ「Surrea StringS」

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人は、同一の人格であっても

立場や環境によって

特に、議論をする場合

論点の中心

重心を片寄らせなければいけないことがあると思います

さながら、どんなに優秀な弁護士でも

ひとつの事件で、被害者と加害者を同時に弁護出来ないように

なので、これから書くことが僕の100%本心であるとは受け取って欲しくないし

いまだに「こんなこと書いてどうなる」という気持ちも抱えていることをちょっとだけ理解した上で読んで頂きたいです

もうね、あと1~2年

劇場開けらんないよ!!

いや、わからんすよ?

突然、特効薬が出来たり

僕は科学のことはからっきしですから

ウィルスが消滅したりするのかもしんないけど

例えばデートに行くときに

「5千円で済むかな?いや、3万ぐらいかかるかも?」っ思ったら

10万持ってけば安心じゃないすか!?

なんで2週間とか1ヶ月とか

判断刻むんですかね!?!?

いいですか!?

人間の本質は

性善でも性悪でもなく

"愚か"なんです!!

なのになんで!

100万人中、100万人が賢かったら事態が収束するような方策

に、全力出しちゃってんすかね?!

1人、2人の賢い人が100万人を押さえ込めるような対策しないと

ずっとギャンブル

愚かな人たちのランダムで予想できない行動に

自分達の未来を任せるギャンブルでしかないんです

残念ながら僕らは、下請けの個人事業主なので

上がやるっつったら、稽古して執筆して

「本当に出来るようになったときの信用」にしがみつかなきゃいけないんですが

チケット代が、ほぼ100%の収入源なので

やれなきゃ、この稽古や準備に要した時間は0円す

さあ、誰が「今年は出来ません」て言うのか

もう1回、言いますが

僕らは下請けなので

ウイルスに対しての公式な見解がない現在

「出来ません」と言ってしまっては

自分の様にビビってない人からは「ビビり」だと思われて

再開時に、信用を失っていることになっちゃいます

「バイトしろ」と言われますが

してます

でも、それすらも

仕事は減ってるのに

働きたい人は増えていて

充分な賃金が手に入らない人が大半でしょう

こんな時期に面接して新しい人を取ってくれる職場があるんですか!?

「これから1年、あらゆる公演を中止させる代わりに演劇人、映画人を稽古場やスタジオ、劇場に閉じ込めてマスクを作らせ、その収益を彼らの生活費に充てます」

とか言われても、全然受け入れます

場所も人も余ってますから!

なんつーか

それでも稽古するし書くし

自分の選んだ人生なので覚悟はしてるんですが

虚しくならないというと

嘘になる毎日です

やれるなら明日にでもやりたいんですけどね

なんかニュースとか見てると

「このままだと、やれる日が来る前に死んじゃうんじゃないかな」とか

ゆっくりと墨汁を垂らされるように

心が蝕まれていくので

吐き出しちゃいました

こういう話が出来る友人と

飲みに行けないのも辛い!

まとまりのない話をダラダラと

ごめりんこ!