映画パーフェクト・レボリューションの感想~恋愛の方がよっぽど社会問題だ~ | 黒田勇樹オフィシャルブログ「Surrea StringS」

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仲良しの映画監督松本准平くんに(強引に)招待してもらい

ずっと観たかった彼の新作「パーフェクトレボリューション」を観てきました

面白かった!

僕が本当に面白い映画を観たときの感想はジェラシーまみれでとても正確な内容にならないことを考慮して読んでもらいたいけど

この映画、あらすじは脳性麻痺の身体障害を抱える男性と、パーソナリティー障害を抱える風俗嬢の恋愛物語という

まあ、日本人が映画にするって聞いたらドキュメンタリーにも文学作品にもなることを期待できないような内容のストーリーとテーマの作品なんですが

それをとても慎重に繊細に

素晴らしい恋愛映画に仕上げてた

ハリウッドの恋愛映画だったら「絵本作家」とか「ニュースキャスター」とかプロットのそういう部分に「障害者」というのが置かれただけで

その先に描かれるのは本当に美しくて儚い恋愛ドラマ

皆そう!恋愛って色んな障害があって苦しんでるよね!

松本監督がガラッと作風を変えてきたのも(溢れ出てたけど)「革命」をテーマに扱った作品作りに共鳴してて、そこも感動した

そして何よりもメインキャスト3名

リリー・フランキーさん、清野菜名さん、小池栄子さん

まるで目の前にその世界が広がるようなナチュラルで素晴らしい演技に大拍手です

うーん、俺も映画撮りたいな(大体、ここに落ち着く)

パーフェクト・レボリューションは9/29から公開だそうなので、どうぞ皆様観に行って下さい!