
ここ数年、映画やら舞台やらモノを作る機会をいくつか頂き
色んな人とお話をするんですが、そん時に僕がよく言うフレーズ
「悪役が出てきた時にダースベイダーみたいな曲流したら絶対スターウォーズに勝てない」
難しいとこなんですが、少なくとも「ダースベイダーみたいな曲」って発注してアレよりいい曲が出来てくる気がしない
かといって、抽象的に「すごい悪いヤツが出てくる感じの曲」って発注して、イメージに合わなければリテイクの繰り返し
音楽作ってくれる人にも、生活やら他の仕事があるわけだから
「1年間の生活保証するから、頑張って!」みたいな金額払えてない限り、どっかで折り合いをつけなきゃいけなくなる
例えで分かりやすいから音楽で話したけど、俳優の演技から、宣伝美術、小道具等々、作品に関わるあらゆるパートにこのダースベイダーのジレンマが隠れていて
大体、監督やら演出やら「面白さに関しての責任」を負う係りをやることが多い僕としては
「もっと上手な発注の仕方はないか」とか「早くお金が贅沢に使える現場に進もう」とか
時には「スターウォーズより先に生まれたかったぜ!」とか(本当はそんなの絶対イヤだけど)
思うわけですよね
ああ、何が書きたくてこの話書いてたのかわすれましたが
おおよそ、
「面白いもんがつくりてーなー」
だと思います