まずは被災者の方のご無事をお祈りいたします
その上で、歯の浮いたような話は他の方がしてくれると思うので僕は僕の思うことを書き留めておくので
エンタメ好きの方はちょっとだけ目を通して頂ければ嬉しいです
2011年、東日本大震災の時にエンターテイメント業界に起こったことは
「人が大勢集まる施設に行くことを人々が恐れた」「キャンセル料は払わなければいけない」
つまり、劇場や映画館、ライブハウスなどの施設が、公演中止をせざるを得ない、または集客について絶望的に見込めないのに、公演を打たなければ莫大なキャンセル料が発生する
出演者たちは勿論チケット代が収入源なので、その状況でキャンセル料を捻出することが厳しいということが多々ありました
これを解決する抜本的な方法は、全くありません、つーか思いつきません
チケット代が無ければ出演者の活動がもたないし、キャンセル料が無ければ会場の運営がもたないし、そうなれば観客は観たかったパフォーマンスが見れなくなるし
ただただ衰退するだけです
国に「地震で演劇中止になったら補填する制度つくって」と、言ったところで「災害時にそんなことに税金使ってる場合じゃねーだろ」と思うし
安全確認が出来てない劇場に行くのは確実に危ないのでお勧めできないし
福岡をはじめとして九州は独自の文化圏を持っていて、特に今はご当地アイドルイベントなどが大きな盛り上がりを見せています
どうか、3.11とおんなじことが起こらないよう
エンタメに関わる全ての皆様
観客、演者、会場
「助け合って」下さい
勿論、皆様の安全確保が第一で、エンタメなんか最後の最後でいいのですが
「ここで、いいアーティストが潰れないように皆で踏ん張ろうじゃねーか」と
ちょっとだけ頭の片隅に置いておいて頂ければと思います
こんなことをブログに書くぐらいしか自分に出来ることが見つからない
無力な黒田勇樹でした