2017年、あと数日で衆院選の投票日(22日)なのです。
ワイの住む東京七区は……
長妻昭。
民主党政権の時に厚生労働大臣だった男。このあたりを地盤として小選挙区で当選を繰り返すおじさんです。野党時代、年金の問題について詳しいので「ミスター年金」と呼ばれたが、いざ政権を担当したら「ミスター検討中」とあだ名が変わってしまった残念な……残念なのに未だに当選を繰り返す男です。 ああ、確か献金を受け取らない清廉潔白な徳性もあるんでした。
松本文明。
自民党政権で内閣府副大臣とか総務大臣を経た「いかにも」なおじさん。簡単にwikipediaを見るだけでも不祥事がズラーッと。そうでなくても、ある特定のイシューで選べない男なのです(いくつかの優先度低い問題では同意見だったりもする)。
荒木章博。
小池百合子都知事の影響下で雑多に「選挙のために集まった」としか言えないような希望の党の幹部、親子で政治家やってるベテランです。ワイはこういうことがあるから党というものが嫌いなのです。選択できません。
そして、井上郁磨。
大臣経験者とか何期も当選を繰り返してきた大ベテランたちの戦場に、急に現れた無所属、新人、26歳。なんと、今日この瞬間に「政策は決まっていません」ときた。
夜中にツイキャスをやっていたので覗きに行くと、ワイと同じような気持ちの有権者たちが20人ほど集まって「原発は」とか「同性婚は」とか質問をぶつけていた。20人……爺たちは街頭演説でボランティアだけで既に20人とか動員してるだろう。足を止めて話を聴く人々はもっといるだろう。勝てる気もしない。
で、質問されたことについてお返事するのだけど、全部ちょっとふわふわしている。大まかに「原発は減らしていくべき」とか読み取れるようなことを言っている。
ほとんどのオーディエンスたちは「哲学の話はしていないぞ」とちょっとイライラし始めている者もいた。でも、よーーーーーく聴くと、彼が実は「己の無知を自覚したうえで、人々の声を聴いて決める」と決めているのだと判る。これだけを文字で見ると、単なるポピュリズムのように勘違いしてしまいそうだけど。
要するに、無所属で新人の彼は、いま完全に真っ新(まっさら)なのが確定した。我々は彼に説明や説得をすることで、我々の好きな政治家に作り上げることができる。筋の通らない説得の場合、彼は矛盾点とかをついて反論するので「好き放題」というわけではない。
ところで、無所属の政治家ばかりが200人も300人もいる国会というのがワイの理想的な姿です。政党の党議拘束は、今まで、「選挙前に言っていた公約を真逆のものに変えられてしまう」という悲劇を繰り返してきた。議題ごとに賛成反対が離合集散する姿こそ、法律を決定する機関として本来正しい姿じゃあないですか、と。
ああ、もうこれ語った時点で小選挙区の投票先は決まってるかのようなものだな。
ちょっと彼のマッサラが頼りないのが問題。実際、知名度もないのに街頭演説もしない(街頭で名前連呼して当選する選挙活動なんか、ワイも無くなってしまえば良いと思ってるけど)。ポスターも、今日になってやっっっと貼って回ってる。
勝てるわけ無いじゃあないですか。悔しいけど、あの煩いだけの活動でしか「今は」勝てないのですよ。供託金300万円も払っておいて勝つための動きもゆっっっっくり。頼りない。頼りないけど魅力的。
たぶん今回は彼落選します。素人でもわかる。
彼の話、たいへんピュアなので、聞きさえすればベテランに投票する爺さん婆さんだって心揺らぐはずなのに、やっとこさ演説めいたことをしたのが、ふわふわした内容のブログいっこと、ふわふわした言葉のツイキャス一晩(オーディエンス20人)。
次回、次回までに知名度さえ上げれば。
……ワイが無職だったら、駆け付けてブレインになりたいところだけどな。現実的じゃあないな。人生を賭けるにはふわふわして怖いものねー。
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