今日は9:30から国会対策委員会がひらかれ、今国会で提出される法案の一覧が報告されました。
33の継続審議と新規の15法案です。
特例公債法案や定数是正法案等、重要法案があり、どこまで成立するのか、まったく不透明な状態です。
特例公債法案については、国民生活に必要な予算が含まれているので、本来早期に成立させるべきでありますが、その償還財源が増税を前提にしている以上、我が党としては、もろ手を挙げて賛成!という訳にはいきません。
もっとほかの財源確保の方法等を検討する必要があると考えます。

14:00からはNPO法人ジェントルハートプロジェクトと、大津のいじめ事件遺族による会見がありました。
ジェントルハートプロジェクトはいじめ問題について、10年にわたって取り組んでいて、青少年問題に関する特別委員会でも、何度か意見をいただいている法人です。
今回は、そのジェントルハートプロジェクトから、学校・教育委員会による隠ぺい問題の解決に向けて、提案があり、大津の中学生自殺事件のご遺族がその経験を語ってくださいました。

やはり、学校と、教育委員会の隠蔽体質が大きな問題であると思います。
現状の学校事故事件に対して行われる、あらゆる調査報告について、当事者である被害者やその保護者は蚊帳の外に追いやられ、情報は学校にコントロールされているのが現状のようです。
文科省の指針で、「被害者の立場に寄り添い・・・」となっていますが、結局のところ学校を守るための立場でしかなく、全く被害者の立場に立っていない状況が現実としてあるのだと思います。
ご遺族は「我が子がどういう状況にあったのか、真実を知りたいだけなのに、学校が全く非協力的で事実が全く見えてこない。」
と涙ながらにおっしゃっていました。

今後の課題としては、やはり、もっと実効的な調査方法の確立と、事件に関わる当事者や保護者との事故調査内容の共有が求められます。

今日のご意見を参考にして、私も青少年問題対策特別委員会の理事として、いじめの根絶に全力を尽くしていきたいと思います。
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