皆さん 新年あけましておめでとうございます。 

民主党の黒田ゆうです。皆さまには、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。あの暑かった夏の総選挙から早いもので4ヶ月余りが過ぎました。

ご無沙汰しておりますことをお詫び方々 国会報告をさせていただきます。



【初登院】 昨年、9月16日には特別国会が召集され私も初登院をさせていただきました。特別国会では衆議院議長、副議長の選任と共に鳩山由紀夫民主党代表が内閣総理大臣に指名され、直ちに鳩山内閣が組閣され新政権がスタートしました。

鳩山政権ですぐに取り組みましたのが前政権の補正予算案の見直しです。無駄な事業、不要不急の事業を見直し、執行停止にすることによって2兆7千億円の財源を生み出すことができました。



【事業仕分け】 また前政権によって行われた来年度予算の概算要求を見直し、新たに鳩山政権としての来年度予算概算要求を行いました。この概算要求については政権発足後、時間が足りないこともあって予算の無駄を削る十分な見直しはできていません。

従って“必殺仕分け人”と話題になった行政刷新会議の「事業仕分け」は22年度予算に反映させ、行政全般の刷新に繋げて行こうとするものです。この「事業仕分け」については、マスメディアも中でも様々な評価がなされましたが、予算編成のプロセスを説明したという意味で私は評価すべきだと考えています。



【臨時国会】 大きな話題になった「事業仕分け」と併行して臨時国会が開かれました。

10月26日(月)に召集された第173臨時国会は11月30日までの会期36日間でスタートしましたが、4日間の延長を経て12月4日(金)会期40日で閉幕しました。この臨時国会にあたり、民主党国会対策委員会によって各議員がそれぞれ所属する委員会および役職が決められました。



【所属委員会】 私は、一年生議員であるにも関わらず予算委員会委員、厚生労働委員会理事、青少年問題に関する特別委員会理事の三つのポストを命ぜられました。

花形委員会といわれる、予算委員会に所属できましたのも、さきの総選挙千葉県第2区で他候補に圧勝する結果を挙げたためと、支持いただきました皆様に深く感謝いたします。また厚生労働委員会の理事に就任できたことは、これまで自分でも訴えてきた「国民の生活」に密着した年金や医療、介護、雇用などの問題に取り組むことができると大きなやり甲斐を感じております。青少年問題に関する特別委員会の理事に就任できましたことも県議会時代から力を入れてきた「児童虐待」や「いじめ」の問題に向き合うことができますので、これまでの経験を踏まえて次の世代を担う青少年問題に真剣に取り組みたいと考えています。



【朝の勉強会】 ニュースでも取り上げられましたが民主党の新人議員研修会では小沢一郎幹事長の講演や京セラの稲盛和夫名誉会長、連合の古賀伸明会長などの話を伺うことができました。国会対策委員会は毎朝8時から開かれます。その時々の民主党の方針や本会議・委員会での対応について山岡賢次国対委員長から説明をうけます。各委員会の筆頭理事の皆さんが国対副委員長を兼任していますので各委員会の状況などについて説明や報告が行われます。朝の国対を経て9時過ぎから委員会や本会議が開かれます。



今回の臨時国会は、民主党鳩山政権にとっては政権交代後初めて行われる本格的国会論戦であっただけに「政治主導の政治」「官僚依存からの脱却」「政府・与党の政策決定の一元化」などを反映して、総理大臣の所信表明演説や予算委員会を始めとする各委員会における大臣、副大臣、政務官の答弁はこれまでの国会とは大きく様変わりしました。 官僚の用意した原稿や答弁書をただ読み上げるという光景はまったく無くなり、政務三役が自らの言葉で丁寧に答え、国民に届く演説・答弁になったことは評価できる点ではないでしょうか。