20日(金)、朝9時から定例の厚生労働委員会が開かれまし
た。昨日の金融円滑化法案の対応をめぐる影響なのか野党、
自民党・公明党の各理事の方々は理事会も欠席し、委員会
開会時刻を過ぎても誰も野党委員の姿は見えません。
各理事さんに連絡をとっても出席できないとのことのようで、し
かたなく自民・公明・みんなの党の欠席のまま委員会は始まり
ました。新型インフルエンザ対策の法案質疑が与党委員から行
われ長妻大臣を始め政務三役から答弁がありました。
当然、自民党・公明党への質問時間の割り当てがあります。
しかし質問者は委員会室にいませんので持ち時間いっぱ
いまで出席をまつしかありませんでした。
結局は欠席のまま持ち時間はなくなり、次に共産党の質問が
行われました。また、みんなの党も欠席のため質問時間の経過
を待ち、法案の採決が行われました。
結果は出席者全員が賛成で新型インフルエンザ対策の法案は
可決することに決しました。
さらに、新たな議題になった独立行政法人地域医療機能推進
機構法案の趣旨・提案理由の説明が長妻昭大臣から行われ
今日の厚生労働委員会は閉会となりました。
臨時国会の会期末が迫る中、参議院の審議日程・時間を考え
れば余裕のない状況であり、明日からの連休を挟み来週は極
めて厳しい日程になるようです。連休明けの24日は、また深夜
国会を覚悟しなければならないのか・・・?我々ではわかりませ
んが野党の各委員会欠席が続いているようですので本会議も
荒れる気配です。