読者の皆様へ
皆様、こんにちは
今日も、たくさんの方にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
嬉しいです
ワタシ、サイトウマキコ物語・・・さっそくいってみましょう!
10・『秘密』
「あー。いつものタバコのヒトじゃないですかぁ」と、ワタシに気づき
天使のような笑顔で、ソンミンが
話しかけてきた。
マキコ心の声((あーーーーそうそう!!そうだよ!!ワタシだよーーーー!!!))
なのに。
「えっ!?」としらじらしく答える。
マキコ「あー。こんばんは。プチストップのバイト君よね?ワタシのことよくわかりましたね?」とか
これまた。
しらじらしく言ってみる。
ソンミン「わかりますよぉ~。毎日、買いにきてくれているのですから」と丁寧な言葉遣い。
他愛ない会話の後・・・
今日はどうしてここにいるのか?とか
ゆりのカレが、劇団の関係者ってこととか
自己紹介的なこととか
色々な話を二人でした。
・ワタシは、斎藤マキコ。46歳。ナースをしています。
・しゃ野クリニックで働いていること
・旦那と、子供が二人いることなどなど話した
・ソンミンは、韓国のソウル出身で26歳といった。
・大学を出て、家業を継ぐのが嫌で日本に来たとか。
・役者になりたかったけど、反対されたとか。
・日本に来たいきさつ何かを話してくれた。
ワタシは、この前の舞台のことを振ってみた。
・実はゆりと見に行ったこと
・その時に、ソンミンを見て大好きになったこと (※りあこは言うてまへん)
・ソンミンのやっていた役が、とても印象的で美しかったこと
・横顔が、めちゃくちゃ美しすぎたこと
・あなたは、1000年に一度出てくる神様からの贈り物であるに違いないとワタシは思っていること
ぜーーーんぶ話した。
ソンミンは、呆れた様子もなく。
優しく笑ってくれた。
オバサン怖えーーー。とか思っただろうか?ww
その、優しい笑顔をみて、ますます好きになった。いわゆる・・・好きが増す状態
ワタシは、あの時に、パンフレットみたいなの、買って持ってると言った。
そして、
マキコ「今度、それにサインしてくれる?」
ソンミン「いいですよ~。僕のサインでよければ」
((いやいや。あなたのサインだから欲しいのですよワタシは!!!))と心の中でツッコミしながら。
マキコ「じゃぁ、明日プチストップに持っていくね。朝は忙しいから、次の日にちょうだい」
ソンミン「わかりました」
あああああーーー神様 神様はほんとうに、ほんとうに、いらっしゃるんですねありがとうございます!!!
と心の中は嵐
嬉しすぎて踊りたいーーー舞いたいーーー ワタシは悟られないように平静を装った。
しかし・・・
ソンミンは、やっぱり丁寧な日本語を使うんだな。
まっ。他人行儀は当たり前か・・・。
けどさ・・・。
ワタシの方がソンミンを先に見つけた。
ワタシの方が、先に好きになって。(一方通行ですけど)
ワタシの方が、先に見つけたし。コンビニにおるの。
今日だって・・・。
何となく、ソンミンが近くなった感じがしたけど・・・。
やっぱり。
ただの。
顔見知り。
それにワタシはオバサンだもん。
ソンミンは、しばらくワタシと話をしてくれた。
そのおかげで。
ワタシは、暇だーーーーとならずに済んだ。
本当にソンミンに助けてもらえたわけだ。
今度、お礼をしないとな。
神様・・・
あんなに、ステキな男の子がこの世にいて。
ワタシのそばにいるというのに。
どうして・・・・・。
『りあこ』なワタシは、現実を見て切なくなった。
あ”-----。現実は現実で現実だ。
でもでもーーー。疑似恋愛でいいんだ!!!
疑似恋愛でもキレイになれるって 美肌になれるって ネットでみたもん。
「今ここ」 「今この瞬間」が、めっちゃ幸せ~やったんやからOKやーーーん
引き寄せの法則によると
今幸せなら、この先もまた幸せなことが起こるのだから、いいんだよね
ワタシ、単純だからね。
おっけーおっけーオールおっけー
ワタシは、
ソンミンに、明日パンフレット持っていくことを伝えて
「また、明日ね」と爽やかな感じで言ってみた。
どうせ、オバサンだから爽やかでもなんでもないだろうけどww
精いっぱい爽やかな感じかもしてみた。
ソンミン・・・あーーー好き
ワタシは、もう少しお酒を飲もうとして立ち上がった。
そしたら
彼との挨拶回りが、終ったらしくゆりがやってきた。
ゆり「ごめんねーマキコ。ひとりにさせちゃって」と申し訳なさそうに言った。
マキコ「いいよ別に~」とソンミンとのことはあえて言わなかった。何となく秘密にしたくて・・・
ワタシは、ゆりのカレにもご挨拶をしてお酒を頂いた。
美味しいお酒、美味しいお料理、素敵なホテル、素敵なドレス
((あ~~~ステキ~ワタシもこんなふうに生きていきたいな~))とまた思ったワタシでした。
続く・・・
皆様、今日も最後まで読んでくださって本当に、ありがとうございます。
貴重なお時間を感謝です。
ではでは、またねシーユー