前回までにわたって

タンパク質の効率のいい摂り方

について

③つあげましたが

 

今回は

4プロテインの正しい摂り方

について詳しく書いていきますウインク

 

今までの記事はこちらキラキラ

https://ameblo.jp/kurodaaimi131/entry-12335786410.html

 

 

4プロテインの正しい摂り方

image

プロテインには、

ホエイプロテイン、

カゼインプロテイン、

ソイ(大豆)プロテインなど、

オーソドックスなものから、最近は、

ヘンププロテイン、玄米プロテイン、ナッツプロテインなど、

より健康志向、また女性向けのものや、数種類のものをミックスした混合プロテインなど、

種類も豊富になってきました。

 

私は、プロテインを継続的に飲むのであれば、

「数種類のものをローテーションする」

ことをお薦めしています。

 

それは

同じものを摂り続けることによるアレルギー発症のリスク、

腸の炎症のリスク

を避けるためです。

 

ちなみに上記の中で

最も注意して頂きたい(避けて頂きたい)プロテインは

カゼインプロテインです。

※カゼインとホエイ

牛乳のたんぱく質は「カゼイン」と「ホエイ(乳清たんぱく質)」に分けられます。

その違いは、例えば牛乳からチーズを作る過程で、液体と固体に分離させますが、

この時の液体がホエイ、固体の方の主成分がカゼインです。

 

カゼインは分解しにくいアミノ酸配列をしているため腸の粘膜を傷つけ、

腸の炎症を起こしやすいタンパク質ですので、なるべく控えることが賢明です。

 

またホエイプロテイン大豆プロテイン

「とりすぎ」には注意が必要です。

 

ホエイプロテインのホエイは乳清ですが、

「乳糖(ラクトース)」を含みます。(※)

日本人は遺伝的にラクトースを分解する酵素「ラクターゼ」が少ない人が多いことが分かっています。(乳糖不耐症)

(※乳糖の含有量に関してはホエイの製法によっても変わってきますが完全に除去はされません。例)WPC製法、WPI製法、WPH製法など)

 

実際、

遅延型アレルギーの原因物質としてホエイの陽性率は27.9%と高いことも分かっています。(USBiotek調べ)

更に付け加えればホエイプロテインといっても、カゼインが完全に除去されてないケースもありますのでその側面からも注意が必要です。

 

そして大豆プロテイン

実は大豆に含まれる「サポニン」と「レクチン」というタンパクも、

体内で分解しにくい構造をしており、

腸を刺激して炎症を起こしてしまうことがあります。

 

以上、

どのプロテインもそれぞれの良さはもちろんありますが一長一短です。

ですので、継続的に同じものを摂取し続けることは避けた方が無難というわけです。

 

実際私がお勧めしている、

「数種類のものをローテーションする」方法

ですが、

具体的には、同じものを摂取する際は3日間あけます。

 

例えば

1日目大豆プロテイン、2日目ホエイプロテイン、3日目ヘンププロテイン、4日目玄米プロテイン、5日目にまた大豆プロテイン

 

といった感じです。

毎日摂取する場合はこれを繰り返しています。

 

余談ですが、

プロテインでなくアミノ酸を直接摂るのももちろんOKです。

プロテインはアミノ酸の塊です。

実際は「アミノ酸」の形で摂取した方が吸収は早いです。

ですがコスト的にアミノ酸は高いのでプロテインの方が現実的だと思います。

(私は両方を使い分けています。)

 

次回は5消化酵素について書いていきますね。