堺市議会の現状2
長文ですが是非読んで下さい。
大阪維新の会は自民党提案の「泉北高速鉄道の売却益を沿線住民に還元するよう求める意見書」に反対しましたが、その理由をご説明します。
この意見書は表題こそ「泉北高速」とありますが、中身は「大阪府都市開発株式会社の売却益をすべてよこせ」という幼稚なものである。
そもそも泉北高速鉄道とは大阪府民全体の税金で整備されたもので大阪府都市開発株式会社が持つ資産の1部で利益の大部分は東大阪のトラックターミナルなどがあげている。
すなわちこの売却益は大阪府民全員の利益である。
当然、沿線住民のご負担が資産形成を担っているのは理解できる。
そこは我々も主張し、松井知事もそれを受けてすでに動き始めているが、堺市長はなにもしていない。
それなのに「堺に全部よこせ」「堺だけ良ければいい」というのは、復興予算を「ありがたくいただく」と言って今も裁判を起こされてる事と本質は同じ。
他の市町村が怒ってくる。
こういう「自分さえ良ければいい」という考えが市民の代表である議会で可決された事、市長が賛同したことは本当に情けない。
選挙が近づく中、維新が賛成できない内容にして踏み絵にしたいのはわかるが、沿線住民や堺市民をバカにしているこの内容は自分達の方がダメージが大きい諸刃の剣だという事を他の会派は理解した方がいい。
慰安婦像の撤去を求める決議の否決やこの意見書の可決。
何度も言うが堺市議会はまともじゃない。我々も含むすべての政治家を厳しくチェックして下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。