大阪都構想の反応

最近の大阪都構想の反応をまとめました。

民主党 城島副幹事長
政令市などの大都市行政の問題はある。
大阪都構想は理解した。大阪全体の意思があれば応援する。
議員立法にも協力する。

自民党 幹事長 石原伸晃
震災以降東と西に競合し合う大きな都がある事は日本にとってプラスだと思うようになった。
橋下徹氏と話をして非常にまともな事を言っている。
ラディカルに聞こえるが、冷静に橋下徹氏の話を聞くと、
大阪を発展させていくには今の二重行政じゃ上手くいかない。
東京都をモデルにしている構想は名称は別として賛成。
絶対大阪にプラスになる。

民主党 前総務相 片山善博
本質的なモノを含んでいる。
一つは二重行政をどうするかといった大都市行政の問題。
二つ目は大都市は非常に住民から縁遠くなっている。
横浜は370万人の人口に市長が一人、議会も一つ。
そして教育委員会も小さな村と同じ構成。
それで小中学500校管轄している。
そんなんで本当に民意が伝わるのか。
二重行政と住民自治を今の大都市制度では解決出来ない。
首長率いる地域政党では二元代表制が働かないという意見があるが
そんな事はない。今までの首長も協力会派を作って、平気で与党と言いそれに乗っかってやって来た。だから政治の構造は変わらない。
首長と議会が適度な緊張感と言うのは理想だが、現実には
オール与党ですんなり進めている。
公務員改革について
国旗国歌などはともかく勤務評定をしなくてはいけない。
能力のある職員はきちっと評価するべき。
教育の結果はすぐに出ないので、短期間で評価するのは考えないといけない。

など既存政党の幹部は大阪都構想は賛成だと言う意見になっております。
幹部が大阪都構想にはっきりと賛成している今、大阪の既存政党はどうするのか？
もちろん平松市長も、竹山市長も。
大阪都構想の中身を理解して、その上で反対している政治家はおかしい。
中身を知らないならもっと勉強すべき。

堺では政令市移行に御尽力されてこられた方が反対しているみたいですが、
昔とは状況が変わっている事をご理解された上でなんでも反対ではなく、
対案を出して頂き、是々非々で議論して頂きたいです。