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フォーラム

今日はフォーラム「大阪から日本の政治を変える」
が開催されましたので大阪維新の会の府議会議員数名と
見に行きました。

登壇者は野田総理とも関係が深い
大阪から日本を変える志民の会 代表 上甲氏

イエローハット創業者の
日本を美しくする会 相談役 鍵山氏

元国際弁護士の民間校長
大阪府立和泉高等学校 校長 中原氏

堺で商売を営む
向陽技研株式会社 代表取締役 山下氏

選挙の時東区を一緒に歩いてくださいました
前横浜市長 中田宏氏

そして説明はいりません
前宮崎県知事 東国原氏

最後は大阪維新の会幹事長 松井一郎府議会議員

貴重なお話をたくさん聞かせていただきましたが、
上甲氏は
誰かがどうにかしてくれるという考えでは
もう今の日本は変われない、中央から日本を変える事は
出来ない。変えれるのは大阪だけだと言っておられました。
遠い昔から民の力で街を創ってきた大阪がお上が介入して
一時は華やいだ万博の頃からおかしくなった。

鍵山氏は
我々の背中を見て育つ子供たちの悪い見本になってはいけない。
昔は人間そのものはもちろん相手が持つカバンの端っこまで
気遣いを持っていた。
今の時代は自分だけになり他者への配慮がなくなった。
すなわち過去への感謝も失っていて思想に根がないので
未来に繋がる花が咲かない。

中原氏は
世界を見てきて日本の考える能力はアメリカをはじめ世界の
どの国にも負けないが表現力、や気持ちを伝える能力が
足りない。世界の諸国とコミュニケーションがしっかりと取れて
日本人の心があれば世界一の国になれる。
日本の英語力は出来る高校生でも上海など世界の大都市の
学生にはかなわないのが現状。
日本語は素晴らしいし、絶やしてはいけないが、
日本語を使っているのは世界の中で使われているのは
もちろんこの狭い狭い日本の国だけ。
英語を身に着けないとグローバル化に対応できない。
また教育現場の現状は、年功序列、犯罪以外クビにならない
ような身分保障された閉塞的な現状では意欲のある先生が
育たない。
これからの若者をどう育てるかといった大きな方向性を決めている
教育委員会が閉鎖的では、新しく入ってきた教師はその閉鎖的な
環境で育ってきた先輩としか社会勉強できないので改善しない。
戦後65年英語教育の改善は言われてきたが一向に進まない。
こんな現状では希望や自信を失う子供が増えると危惧されておりました。

山下氏は
継続的に世界に挑戦してきた。継続的な努力だけが報われるが、
今の優劣つけない教育は一度の挫折でやる気を失う子供が増えている。
また本質的な議論が出来る社風をつくりあげ、中国工員とも
衣食住をともにして現場の問題をとらえる事が大事。
政治は問題を先送りにするが社内では絶対に許さない
そういう社員は処分をも辞さない。
その結果、社員一丸となり情熱をもって取り組み続ける事が出来る。

中田氏は
ポテンシャルの高い大阪は今の混沌とした現状を打破できる。
市長時代職員が言う「出来る事を少しずつ」と言う言葉は
逃げの言葉なので信用しない。出来る事は今日からと言う
気持ちでも実現には時間がかかる。
今までのように内向きな街づくりをやめて国内の都市間競争
はもちろん世界と都市間競争をして都市経営を考えないと
立ち行かない。
中田氏は横浜改革に職員のボーナスに差をつけた。
意欲を沸かすことが大事。ボーナスなので生活には困らない。
大きな民間会社の社長でも給料も決めれず、人事権ももたず、
首にもできないような状態では、組織を良くすることはできない。
オール与党の議会は利権構造は見て見ぬふり。
改革なんか進まない。改革しようとすればなりふり構わず
反発する。

東国原氏は
戦後には機能した中央集権は制度疲労している。
だから地方自治じゃなく地方政治が必要。
行政は裏金は隠す体質。
政治家にも問題があるが国家構造を根底から変えないと、
総理も一年で変わる。思うように政治が出来ていない。
今西日本で東京と並ぶダブルエンジンとなれるのは
大阪しかない。大阪から改革が進めば日本は変わる。

松井氏参加のパネルディスカッションでは
中央は地方まで見えない変えないと衰退するだけ。
今の中央は穏便気質。話し合いばかりでスピードがない
東京だけでは今の衰退する日本を引っ張っていけない。
大阪もエンジンになり引っ張っていかないと立ち行かなくなる。
それを後押しするのは、住民の力。地方で決めていくために
意識改革も必要。今の日本丸は旧式で船底には利権と言う
貝がびっしり張り付いて、また穴も開いていてスピードは
出ないし、沈んでいくだけ。
だから口は出すが政治には参加しないお任せ民主主義はだめ。
民主党、選挙前は公務員改革や議員定数削減語るだけで実行しない。
そんなことを続ければ選挙がバカバカしくなる。
大阪には十分なエネルギーがあり、首都機能の分散やエンジンを
担うなど今までにないチャレンジが出来る。
大阪が変われば日本を救う突破口になる。

長文ですいませんm(__)m
メモを見ながら夢中になってキーボードを叩いておりました。

私の尊敬する人が言っておりました。
夕張市が破たんしたとき周りの市町村はあなたの町が悪いから
破たんしても手を差し伸べません。
「何をしてるんだ!同じ日本人じゃないか!」と
大阪市や堺市はすぐには潰れないかもしれません。
特に大阪市は周辺都市住民からお金も落ちてくるので
まだ経営しやすいでしょう。平松市長は大阪からの独立も示唆
しておりましたが、周辺都市は立ち行かなくなります。
まして竹山市長は大和川以南で核となる都市を目指すと
言っておりますが、この日本で二番目に小さい大阪府に
そんなに大きい基礎自治体をいくつも作ってどうするのでしょう。
全体の力を結集して世界の都市間競争に勝っていかなくてはいけません。
そうすることで我々の住む堺も今以上に潤います。
今だけを見て、じり貧を続けていては大阪府下すべてが
立ち行かなくなります。
今こそ成長戦略は大阪が一丸となって取り組む必要があり、
今日も地域の方とお話ししましたが、東区の諸問題に目が届かない
規模の大きすぎる堺市は解体して、各区でスピードのある
街づくりをしたいと言っておりました。

今日は改めて大阪都構想の大切さを感じました。