放射能の勉強会

今日の夜は『正しく知ろう放射能』というテーマの
勉強会に参加しました。
講師は大阪市立大学医学部教授の樋口豊治さまです。

医学的な視点から私にもわかりやすく放射能について
パワーポイントを使い映像を使いながら講演して頂きました。

やはり専門家のご意見としましても同心円で避難地域を
決めたのは政府の最大の失敗だとおっしゃられました。
私も済んだ事を今更言いたくないので、今後スピード感のある
的確な判断で放射能対策をして頂ける事を望みます。

汚染された土壌で野菜や穀物を栽培すると根から放射線を
吸収するのですがその数値は、まちまちでしっかりと政府や
各都道府県でチェックして汚染された物は流通させない
ようにするしかなく、逆に流通している物は安心していい
と言っておられましたが、汚染された牛肉が流通したことに
関しては稲わらが汚染されていたのは想定外だと言う
政府の発表に苦言を呈しておりました。

正確な情報を取り入れるのはもちろん大切ですが、
過敏に反応し過ぎて栄養バランスを崩していく例が
多発してきているみたいなので皆様もそのあたりには
ご注意してください。

いろいろ勉強させて頂きましたが、極端に大きい被ばくをすれば
危険と言うのがわかっているだけで、少量被ばくの意見は
様々あり結論が出ていない現状でそれでも原子力発電に
依存していくのは危険だと改めて感じました。
今後は代替エネルギーに変わっていく事を希望しますし、
機会があればはっきりと意思表示していきます。