2022/09/06 | 黒田呉服店BLOG

2022/09/06

こんにちはニコニコ

今年は各地でお祭りや花火大会が開催されましたね!
2、3年振りに浴衣を着られた方も多いのではないでしょうかおねがい

そこで、来年も浴衣をきれいな状態で着るために
お手入れが大切になってきますキラキラ

当店で行なっている〝桶洗い〟は、クリーニングとは一線を画した一点一点丁寧に洗う手作業の手法ですキラキラ

《桶洗い作業手順のご紹介》
①チェック
破れやほつれ、ひどいシミや変色、色移りなどがないかをチェック。

②養生
必要に応じて衿先など型崩れしやすい箇所はしつけをして養成しておきます。

③桶洗い
一年を通して15℃前後の安定した水温の地下水をたっぷり使用し、丁寧な桶洗いします。

④糊付け
すすぎの後、全体に糊を施します。糊の効いた浴衣は、汗かいま肌にも涼しくただ快適です。

⑤張り・乾燥
衿、袖、身頃など、丁寧に張り戻してから乾燥させます。

⑥整形衿先など必要に応じてヒートレスアイロン(蒸気だけのアイロン)で整形します。

⑦畳み込み
検品を重ねて、手で快適に張りながら丁寧に畳み込みます。

⑧完成
きものタトウ紙にお包みしてご納品いたします。

お手入れによって汗や衿シミなどをしっかり処理しておくことで、来年お召しになる時も気持ち良く着れますねウインク

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