先日、出版記念パーティをしていただき、
沢山のお客様がお越しくださって
美味しいお料理と
楽しい会話にあふれたひと時を過ごさせていただきました。

お忙しいなか、韓国大使館からは領事さま
韓国文化院院長さま、
韓国観光公社からは次長課長さまがお見えくださいました。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-黒田出版記念会2


友人代表挨拶をくださったのはなんと
作家の梁石日先生。
「こういう本はかえって在日には作れないんだ」というお言葉が
心に染みました。

「各都市の歴史をきちんと踏まえているところがよい」
「女性らしい視点である」
料理研究家の先生からは
「私たちも行ったことのある良いお店が紹介されている」
などなど、ありがたいお言葉もいただきました。

この本は今夏、韓国文化院が関係者に送るお中元の品になりました。
挨拶文には
「ぜひ韓国の魅力を実際に訪問されてご堪能いただけますよう、
ご紹介を兼ねまして韓国の物産とともにお中元として
お手元にお送りいたします」
というありがたいお言葉が添えられました。

「韓国の魅力を実際に訪問されてご堪能していただきたい」
この一文こそ私の願いでしたので
本当に嬉しくありがたく、
これからもシリーズを重ねられるよう是非頑張りたいと思ったしだいです。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-黒田出版記念会1


   ***

ところで、早速にこの本を携えて
江華島を旅していただいたcattyさんから
このブログにレポートを投稿していただきました。
9月1日の投稿ですが
8月8日の記事への投稿コメントです。

あんまり嬉しいコメントでしたので
皆さんにも見ていただこうと本文にしました。

この本のご感想、また実際に行ってみたレポートなど
どんどん聞かせてくださいね!!!

      *


黒田さんこんにちは。黒田さんの「ぐるぐる」を片手に、江華島へ行ってきたばかりの読者です。
新村から3100蕃のバスに乗り伝燈寺へ行き、その後コインドル、歴史博物館を訪れました。島内のバスはたしかに本数がなくて、40分バス停で待ってみたり、バス停を間違えてしまい途中下車したり、途方にくれてタクシーに乗ってみたり(日本と比べたら激安)と珍道中でしたが、涼やかな風の吹く緑の島の人々は、ハングルもろくに読めない旅人をおおらかに受け入れてくれました。そうそう、紹介されていた干潟ウナギは絶品でした。それも含めて、またぜひ訪ねてみたいところです。日本にある政府観光局にもパンフレットなどをおいてもらえるとうれしいですね。江華総合バスターミナルで日本語版をもらったら、さらに見どころ満載で驚きました。
日韓関係についていろいろ報道されていますが、旅で嫌な思いをしたことはありませんでした。それどころか、道を教えてくれたり、電車の空席に座りなさいと手を引っぱって勧めてくれ、降りるべき停留所で声をかけてくれたり…江華島でもソウルでも、不案内な日本の中年2名には、そうした親切がとてもとてもありがたく、身に沁みました。
そして、黒田さんに感謝です。よくぞ書いてくださいました!こうした小旅行の敷居を低くする本に旅行前に出会えたことは大変幸せでした。書いていらっしゃるように、今後も韓国のいろいろな場所を紹介して下さるようにと願っています。

9月26日からのサンシントラベル三泊四日の恒例 
「黒田福美と行く!韓国ぐるぐる第四弾」は 仁川・水原編です!
(ブログトップをご参照ください)



^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

たいていのガイドブックというのはエリアごとの見どころ紹介と
グルメ、ショッピング、宿のガイドというのが一般的です。

ですが私のスタイルはその土地の成り立ちから考えます。
歴史や風土が〇〇だったからこそ
ある産業が盛んになったり、
お寺が創建されたり。
地形がこうだから〇〇が作られたとか、
〇〇が沢山とれる土地柄だから〇〇が名物料理になったなどなど・・。

街には現在、このような形になっている「訳」というのが必ずあります。
そこをきちっと押さえると、すっきりとその街の意味が見えてくるし
深く理解できて納得感があるのです。


ですが歴史というのは私も大の苦手。
そこで私がいつも心がけているのは
「私のような歴史の苦手な人にもわかりやすい説明」です。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川ぐるめ31


仁川は本当に難しい日韓中、
そして西欧諸国がどうアジアにアプローチしていったかという
縮図が一目でわかる場所といっていいでしょう。
でも、わたしの説明は簡単でわかりやすいと思いますよ。

詳しくは本文を読んでいただくこととして
仁川が外国に対して開港した1883年から
漁村ともいえないほどの寒村だった仁川は
現在ではアジアのハブ空港を有し、
中国10都市と航路でつながる
国際港湾都市になりました。

開国以前からその近さもあって
中国山東省から仁川には多くの中国人が渡ってきました。

当時三つの刃物があれば商売ができるといったそうです。
はさみ、包丁、カミソリ。
つまり洋服屋、料理店、理髪店が当時多くの華僑がついた職業でした。

いまの仁川の中華街の元になるのは
そうした中国人移民が住んだ租界地がもとになっているのです。

しかもそればかりではなく
当時の朝鮮よりも優れた農業技術を持っていたため
多くの中国人が農業をいとなみました。

当時は、中国と日本が朝鮮国内で大きな勢力であり、
西欧人も入ってきたために一気に国際化が進みます。

それらの外国人たちの需要をみたしたのが
新浦国際市場です。今でいえば
紀伊国屋か三浦屋といった国際色のあるマーケットのように、
新浦市場はハイカラな国際市場だったようです。
この市場にないものは、韓国中どこを探してもない
と言われたほどだとか。

この市場には中国由来の鶏のから揚げや
肉まん、あんまんなどの饅頭やパンといった
中華ファストフードも名物です。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-画像


この市場には面白い銅像があります。

中国人が農業をして収穫した農産物を
日本人や西欧人が求めたそうです。
黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川ぐるめ312


中国服を着た人物が着物姿の日本人女性に野菜をうっています。
左側にいるのが朝鮮の母子ですね。
この銅像の説明にはこうあります。

「玉葱、キャベツ、ニンジン、トマト、ピーマン、ホウレンソウ
ごぼう、えんどう豆、ニラなど我が国では耳慣れないものだった」

1900年ごろからかなり多様な西洋野菜が入っていたことにビックリ。
ニラなんかもその頃だったとは意外ですよね。

しかし華僑の歩みは波乱づくめでした。
突然に法律が変わって
営業権や土地所有の権利がはく奪され
民族差別に苦しみながら今の華やかな栄光を
近年になってようやく勝ち取ったのです。

本誌インタビューでチャイナタウンの発展に貢献した
萬多福の徐社長にお話をうかがいましたが、
その激動の人生を語りながら
時には胸に迫るものがあって涙を浮かべることも。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川グルメ1


黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川ぐるめ314


しかし異郷暮らしに耐えてきた強靭な精神が感じられ
感動するインタビューでした。

とても小さな誌面では書ききれなかったことを
こうしてブログで紹介できて嬉しいです。

その社長が民族の誇りである
チャジャン麺のルーツを探究して
今の韓国国民食になったチャジャン麺も提供しつつも
本来の味、
祖先が100年前に山東省独特の味噌と肉を使った
チャジャン麺の味を
「100年チャジャン」として再現し
メニューに加えているのです。
それは今現在韓国で食べられているチャジャンとは
まったく違ったものでした。

仁川にいらしたら
華僑の方々の苦労にも思いを馳せつつ
萬多福の100年チャジャンを召し上がっていただけたら
味わいもちょっと深いものになるのではないでしょうか。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川ぐるめ313

昨日は紀伊国屋新宿本店にて
トークショーとサイン会がありました。

満員のお客様で大感謝。
忙しいウィーィデイ、しかも雨模様のなか
皆さんにおいでいただけて
私のつたない話をきいていただけて
ホントに幸せでした。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-トーク1


ここでのトークショーは大作家の先生方が登場する
ステイタスの高い所です。
私ごときが誠に光栄の至りなのでありました。

またブログにコメントをくださっている方も
おいでくださり、ミニオフ会。
なんと95年に有楽町マリオンで開催した
私の写真展のときにもおいで下さったお話など飛出し
懐かしくもうれしかったです。

自著は翻訳を除くと2003年の
『隣の韓国人~傾向と対策』以来なので
ちょうど10年ぶりなのですね~。

本を出す度に思うのですが、これは全く
「我が子同然」なのであります。
手塩にかけて育てた愛おしい子供です。
多くの人に愛されて、
そして託された夢を果たしてほしいと思います。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-トーク2



それにはまず、このような本が
世の中に産まれたことをできるだけ多くの方に
知っていただきたいということ。

手に取っていただければ必ずやご好評をいただけると信じます。
アマゾンの在庫も補充されました。
お待ちだった方々のお手元にも
そろそろ届いていると思います。

「ヤバイ。擦り切れるほど使いそうだ」
という嬉しいお声も・・・。
どうぞ皆様、ひろくご喧伝をお願いいたします。m(__)m


黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-アスク出版

終了後にはアスク出版の方々と・・・
明後日、8月23日、18時開場
18時半から20時まで、
紀伊国屋新宿本店8階 イベントスペースで
トークショーが御座います。
ふるってご参加くださいまし。
だれも来てくれなかったらさびしいでしょう!!
来てね。
お待ちしてますから。^^

てなわけで、
明後日はどんなお話をしようかなと考えているわけですが、
どうも紀伊国屋さんのイベントでは
すっかり本の内容など知っている方がお見えと伺いました。

むしろコアな内容をお求めということですので、
いまからいろいろ考えていますが、
考えてもねえ。
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、
普段あんまり話したことのないようなお話でもと思います。

たった40名様限定だそうですから、
とっておきのお話などさせていただこうかなと
考えておりますです。

お暑いなか、おいで下さいます皆様方。
本当にありがとうござます。

お目にかかるのを楽しみにしております。
9月26日からの三泊四日の恒例 
「黒田福美と行く!韓国ぐるぐる第四弾」は 仁川・水原編です!
(ブログトップをご参照ください)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


仁川は深い!!のです。
て、ゆーかどこも深いのでありますが、
仁川には日韓中の近代史がぎっしりつまっている感じ。

近代日本史もここを糸口としてみてみると
よく見渡せるといっていいでしょう。

今回の『韓国ぐるぐる』では6都市をフューチャーしていますが
なかでも一番「海」を感じさせる港湾都市が仁川ですね。

もちろん江華も島ですから海の要素はあるのですが
えてして鬱陵島が対馬と似ていて
水没した山みたいな印象があるのに対して
港町らしいのがこの仁川です。


前回は中国華僑とチャジャン麺のお話でしたが、
今回は漁港仁川です。

仁川名物はもちろん海産物ですが
特に様々な貝をひと盛りにした貝焼きは仁川ならでは。
生きのいい貝を直火で芳ばしく焼きながら一杯。乙ですよ~。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-ぐるめ2


黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-ぐるめ4


仁川のいたるところにそういった店はありますが
やはりなんといっても漁港らしい蘇来浦口(ソレポグ)市場の
賑わいは楽しいものです。

貝焼きもさることながら
一番驚いたのは市場のいけす通りの海岸に面した道端では
レジャーシート(テーブル替わり)や段ボール片(座布団替わり)を
お店が貸してくれて
道行く人をよそ眼に見ながら刺身で一杯の
道端食堂とでもいいますか・・・

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-ぐるめ3




これはもう、とにかく楽しい。
同僚、家族、カップル、
ソウルからだけでなくこの雰囲気を楽しもうと
近郊からもつめかける。
傍にはおこぼれをもらおうとカモメさんが待機しているのだ。

もちろん貝だけではない
捕れたての新鮮なお刺身も自慢。
ここをちょっとひやかして食材をゲット。
海辺でカモメと戯れながら焼酎で一杯。いいねえ~~。

そして仁川にいらしたら是非ご賞味ねがいたいのが
アンコウ(アグ)でござんす。

これも仁川の名物料理ですね。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-グルメ1



以前はソウルでもパンぺドンあたりにアンコウとワタリガニ(コッケ)のコルモクがありましたが
いまではすたれてしまいました。
ソウル市内でアグチムなんか食べても
もやしばかり。たまにアンコウの姿が見えても
ほとんど骨ばかりで身が無いんですから、
アンコウ出汁の辛いもやしを食べに行ったようなものです。

どうしてそうなったのかなと思っていたら
近年アンコウが温暖化のために捕れなくなっているそう。

仁川ではアンコウ(アグ)をトンボンイと言いますが、
これは仁川の方言で「ドボン」という擬音語なのだとか。
つまりアンコウは見た目も悪く、本来食す魚ではなかったのだそうだが
最近は高級魚で、漁獲高も減ってきているところから
老舗ではアンコウの確保が大変らしい。

今回取材のアンコウ屋さんソンジンムルトンボンイでは
潤沢に近海でとれるアンコウを確保しているために
びっくりするほど沢山身の入ったアグチムやペクスクを楽しめる。


(ちなみに写真奥がペクスク、手前はアグタンね。

アグタンていうのも珍しいよね)
(P29)

特筆するのは「ペクスク」でアンコウともやしやセリを
塩味で味付けした料理。
アンコウと小エビ、ミドドクからでる美味しい出汁が
たっぷりの野菜とからまって美味。
そもそもアンコウはフグにも負けない美味しいおさかな。
これをにガブリとくらいつくカンジはもはやソウルでは無理だろうなあ。

お値段も超安。
これをいただいてあとは海水風呂でお肌つるつる。
(P30)
ちょっと帰りたくなくなるよね~。^^

9月26日からの三泊四日の恒例 
「黒田福美と行く!韓国ぐるぐる第四弾」は 仁川・水原編です!
(ブログトップをご参照ください)


===   ===   ===   ===   ===

いきなり「裏話 1」ですね。^^
いろいろあったもんですから、連作となりますね。

仁川のグルメといえば歴史的に考えると
「チャジャン麺」なわけです。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-3仁川グルメ



仁川の歴史を凝視すると日韓の歴史はもちろん
1900年前後、世界がどう朝鮮半島に関わっていたか
激動するアジア情勢のなかで
日本がどう振る舞ったかという痕跡が透けて見えてくるのです。

そういう点では仁川編は大変奥深いといえるでしょう。

ですが、ここではあえてグルメに特化してみましょうか。

韓国を代表する国民食、
日本のラーメンにも匹敵するのが「チャジャン麺」です。
産まれは中国でも根を下ろした韓国で独自の発展をしました。
いまや、本家の中国からみても「異色」なほど。
チャジャン麺はここ、仁川で誕生し、
韓国独自の食べ物になってゆきました。

仁川港開港と共に、山東半島から大勢の中国人移民が
仁川にやってきて定着します。
そんななかで山東半島の郷土料理ともいえるチャジャン麺が
韓国に初お目見えするのです。

いまでは安価なチャジャン麺は
現在でも仁川に集まった労働者のファストフードだったと誤解されています。
実際、韓国の多くの人たちもそう思っていることでしょう。

しかし、取材をすすめるうちに、
現在の獅子票印のインスタントソースをからめた韓国風チャジャン麺と
当時中国から持ち込まれた独特の味噌で作った肉みそをあえたチャジャン麺は
全くちがったものであったのだとわかりました。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川グルメ4



今、日本のラーメンが中国で「新しい魅力的な味」として
受け入れられているのと同じですね。

本来のチャジャン麺を復元したのが今回取材している「萬多福」のご主人です。
ひき肉と独特なテンジャンで作られた味は
今私たちが韓国で気軽に食べるチャジャン麺とは全く違っているのです。
ましてや当時、一般庶民が簡単に食べられるようなものではなく
非常に高級な一品でした。


萬多福では元祖チャジャン麺「百年チャジャン」はもとより

いわゆる今日のさまざまな種類のチャジャン麺を賞味できるのも魅力。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-仁川グルメ1



また、一昔前は韓国風の味付けで定着したチャジャン麺さえも大変なご馳走で、
卒業式やお祝いごとにはみんなでチャジャン麺を食べてお祝いをしたという
「ハレの日」のご馳走だったのです。

そういう背景があったからこそ
韓国人にとってのチャジャン麺は
格別に美味しく、ありがたいものというイメージが
DNAに刻まれているのでしょうね。

私たち日本人だって、
出前でおそばやうなぎ、お寿司を出前してもらうのは
お客様が来たときのハレの食べ物だったのです。
それと同じような背景があるのですね。

あ、だけどこれって私たちの世代の話かもしれませんね。
「サザエさん」を見るとそういう風に描かれているでしょう?

そう思ってみると、やはり仁川に来たら
仁川チャイナタウンをおとずれていただきたいし、
現代のそして、古来のチャジャン麺を再現した
萬多福にもよってみていただきたい。

そして当時の風俗がわかる
チャジャン麺博物館になっている古の「共和春」にも
足をむけていただきたい。
(P18~19)

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-2仁川グルメ



チャジャン麺ひとつにも深い歴史を感じていただけるのが
仁川ですね。
皆様の温かいご声援、嬉しく承っております。

この本は類似本がありません。

ソウル近郊に限った地方紹介本というのは非常な冒険なのです。
しかし、韓流も10年を過ぎ、
ソウルには何度も行っているのでちょっと地方にも行ってみたい。
けれどいきなり遠方というのは不安。
だからといって、今さらツアーというのも・・という
脱初級の皆さんに向けて送るがこの本です。


お待ちかねの皆さんも多く、
アマゾンでは在庫切れになっているというご指摘もありましたので、
早速出版社の方へ問い合わせてみましたところ
すでに本は納入してあり
おそらくお盆明けから動き出すのではということでしたので
どうぞもうしばらくお待ちください。

しかしそんなにも心待ちにしてくださる方があるというのは
本当に冥利に尽きるというものです。

今回取り上げた6都市はまさにぐるりとソウルを囲んでいる都市。

これから毎回その6都市について
取材の裏話などをブログでご紹介してゆこうと思っていましたが、
実は今ドラマの収録でバタバタです。

今日も四時起きで富士山のふもとまで出かけます。

なので、今日は失礼いたしまして、頑張って明日から
少しずつご紹介しようと思いますので乞うご期待!

みなさまのご感想もお待ちしていますね。
お褒めの言葉でなくともよいのです。

次回に生かせるようなご意見がありましたらなんでもおきかせください。

では、本日はこれにて。

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-画像

写真w

 
みなさま、コメントありがとうございます。
 

 

昨日あたりから早い所では店頭に並んだ
『黒田福美の韓国ぐるぐる』ですが、
Kの国屋書店さんや〇マゾンさんでも
売り切れて、在庫の補充をなさっているという消息を聞いて
本当にうれしくありがたく思っております。
 
 
ジュンク堂さんやKの国屋書店さんでも
トークショーにお招きいただいておりますが、
聞くところによると、これは
本書をお買い求めになった方から優先で
整理券が配布されるそうですね。
なかなかコアなファンがいらして、
すっかり著書を読んだ上で
こぼれ話など聞きたいという方々が詰めかける
トークショーなのだと聞きました。
そんな皆さんはトークショーならではの裏話を楽しみにしていらっしゃるそうで、
あわてて、「ここだけの話」ネタを考えているところです。^^
 
 
コメントを拝見するなかでも、早速注文をくださった方など
本当に有難い限りです。
ソウル近郊の旅を楽しんでいただき、
擦り切れるまで活用してくださったら本望です!
 
そしてまた、このブログを通してでも、みなさんの
批評や次にはこんな風にしてほしいというような
ご要望をお聞かせいただいたら本当にうれしいと思います。
 
みなさんのお声を聞きながら
さらにバージョンアップしてゆきたいと思うのであります。
 
今日アップした写真は
出版社でサイン本を作成している風景です。
 
この本ができるまでに沢山の方々にお世話になりました。
そんな皆様に御礼気持ちを込めて、
その成果をお伝えする本をお送りするのに
せめて落書きのようなものですが、
私のサインをいれさせていただきました。
 
お世話になった方々にはとてもこれだけでは足りない思いです。
この本の精度のために
献身的に尽くしてくださったみなさんのおかげで
この本ができました。
 
特に各地で解説をしてその歴史を教えてくださった方々は
忘れることができません。
郷土への愛と誇りなくしてはできないお仕事だと思います。
そして、これらは特に私たち取材班にだけむけられたものではなく、
個人旅行でおとずれるみなさまにも等しく授けられる
すばらしい「解説士」というシステムが韓国にはあることを
ここで重ねてお伝えしておこうと思います。
 
韓国の観光を支えるシステムは日本も見習うべきものがあると思います。
 
この度お世話になったみなさんの声援にこたえるためには
この本が本当に日韓をつなぐ架け橋になってくれることだと思います。
 
 
どうぞみなさん、これからどんどん次への期待や
感想、意見、リクエストなどコメントでお寄せ下さい。
 
私たち編集部もみなさんの意見を伺いながら、
より良い本を作り続けてゆきたいと考えております。
 
 
心からの感謝をこめて・・・。
ようやくできました!
『韓国ぐるぐる』!

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-韓国ぐるぐる


とはいっても本屋さんに並ぶのは7日ごろからかな。
本日私が手にしたのは「見本」なんです。

とはいえ、これは書店に並ぶものと同じなわけで、
バイク便で出版社から届けていただいて、
嬉しさに舞い上がっているところ!

執筆中はブログもおろそかになりましたが、
久々にアップしたときの皆様のコメントのありがたかったこと。

「身内」ってこのことかとおもいましたね。

私の人生の最後のミッションがこの地方本だとおもっていました。
なかなかここまで到達するのが難しかったので
これはまさに夢で終わるかとおもっていましたが、
こうして実現できたことに感謝。そして
これに関わってくださった沢山の方々に心から御礼申し上げます。

関わるというのは取材対象だけではありません。
こういう本を作りたいと思いながら十余年韓国を私自身放浪旅をしてきました。
そこで、私を助けてくだっさった方々、
楽しい思い出を作ってくださった方々、
いろいろなことを教えてくださった方々、
そんな方々から韓国の地方の魅力の切り取りかたを
教わってきたきた気がしています。
そんな皆さんには御礼の申し上げようもありませんが、
こころから感謝を伝えたいと思います。

韓国の隅々を旅しながら、
本当に温かく迎えてくれた皆さんがあったからこそ
私は今、この本を自信をもって上梓できたのです。

そして、この本のスタッフの皆さんに感謝です。

私はめちゃ、お山の大将なのは自分でもわかっているのですが、
それを支えてくれた編集部のみなさんに感謝です。

また各地を案内し、歴史を紹介してくださった
解説士の方々、各施設の案内員の方々に
心から感謝いたします。

みなさんのお力があってこそ、この本ができました。

この本をたよりに、沢山の韓国ファンの方々が
一歩ソウルから出て、周辺の地域の魅力にふれてくれたらと思います。

どうか皆様、この本を活用してください。
きっと素敵な旅がみなさんを待っているのです。


そして、どうぞこの本をご喧伝ください。
私は次は『釜山編』をもちろん考えています。

一号めの成績がよろしければ次は釜山編に着手できます。
釜山周辺にも素晴らしいところが沢山あるのです。

私の心はもうすでに釜山へと飛んでいます。

そして、釜山からその先へと・・・・・。


沢山のシリーズを重ねて
本当に『韓国ぐるぐる』の名にふさわしく
韓国のあらゆる都市をめぐりながら
素晴らしい文化やスポットに焦点を当ててゆきたいのです。

どうか応援ください!!
皆さん、参議院選挙の投票日が目前ですね。
私は早々と期日前投票をしてまいりました。

当日は日曜日ですが、
私の血と汗と涙の結晶
『韓国ぐるぐる』の最終点検のために、
当日は出版社へでかけて、
編集のみんなと
目を皿のようにして
最終原稿にミスはないかと点検をする日なのであります。
この日を終えれば、原稿は印刷所へお願いすることになるのです。

ああ、私の愛しい原稿たち。
どうか素敵な本にしてもらってきてくださいと
心から祈らずにはいられないのですね~~。^^

そんなこともあって、期日前投票にでかけましたが、
このところ期日前投票にでかけることが偶然ですが重なっています。

投票日になんとなく近隣のひとたちが小学校へとあつまってくる
あののどかな感じも好きなんですが、
今年は夏のまっただなか。
炎天下を避けて事前投票というのもアリなんじゃないでしょうか。
棄権するよりはぜったいいいと思います。

ここ今日もお役所には期日前投票の方たちがたくさん来ていました。
帰りのエレベータで70代とおぼしき紳士と乗り合わせたので
「投票ですか?」なんてお声をかけましたところ
「はい。最近は期日前にいらっしゃる方がおおいですね。
昔とは比べ物になりませんよ」とおっしゃっていました。

是非みなさんも一票を無駄になさらないように
投票にいらしてくださいね。

小さなちからだけれど、大河の一滴なのですから・・。^^

黒田福美オフィシャルブログ「黒田福美  kuroda fukumi」Powered by Ameba-「仁川 月尾島のカモメ」
仁川 月尾島のカモメ