皆さん、心温まるコメントありがとうございました。
私も今回わかったのですが、
アンパンマンミュージアムというのは各地にあるのですね。
日本どころか国境を越えて愛されているキャラクターだったのですね。

しかもただ、面白いだけでなく、
そこには深いメッセージがある。
やなせたかし先生のメッセージを
アンパンマンが全世界に発信してくれているのでしょう。
弟さんは特攻回天でなくなりましたが、
こうしてアンパンマンを通じて私たちがその話を語り継ぐとき、
平和の尊さと、国や家族を思う心を伝えた弟さんの死は
永遠の「生」となって、私たちに伝わってゆくのだと思います。

特に私は女性の力と言うのをとても信頼しています。
愛する家族を守りたいというのは理屈ではありません。
思想や主義などということを越えて
女性はだれでもが本能として愛するものを身を挺して守るのです。
そんな女性の力を私は強く、深く信頼しています。

みなさん、本当にありがとう。
皆さんの感動が、改めて私を感動させてくれました。

   ***

さて、本日から三日群馬県でロケをしています。
戦艦大和の乗組員として自分の息子を送った母の役柄です。

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演じていてとても難しさを感じます。
戦時下という特殊な状況のなかで
厳しく自分を律しなければ、よころんで息子を差し出すなんてできません。

当時のみなさんがどんな思いだったのか、
ひとつひとつかみしめながら演じています。

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今日は暑さも一休み。
ここ群馬はとても涼しく、
さぞかし暑いだろうと覚悟していた蚕棚のシーンも快調に撮影が進みました。

私の息子たちを演じてくれる俳優さんを遠めに見ながら、
とても愛らしく、いじらしいと感じます。
本当の息子のような愛着をかんじてしまいます。
今日はじめて会ったみんななのに、こんなにも可愛いとおもうのですから、
わが子だったらどんなに辛いだろうと思います。

どうか二度と悲劇がくりかえされませんように、
それが誰もの願いですね。