昨夜『黒田福美と行く! 麗水エキスポツアー』から戻ってきました。
今回もすごい濃い旅でしたよ~~!!
旅の初日はかろうじてアップしましたが、
二日目からはくじけてしまい、ごめんなさい。
もう毎日盛りだくさんの楽しい旅で、
とても余裕がありませんでした。
というか、初日だけでもアップできたのは奇跡かもしれません。^^
ですが、楽しかった旅のご報告は
明日以降にアップさせていただきます。
というのも私は昨夜帰国するや、一旦家に戻って体制を建て直し
すぐさま松本へ向けて相棒のPちゃんと
夜通し車を飛ばしたのでありました。
というのも、松本は瑞松寺の副住職でいらした
茅野俊幸さんが、この度住職をつぐことになり
一世一代の「晴れ舞台」ともいえる
「晋山」という式法要をなさることになり、
そのお式にお招きいただいていたのです。
今日は早朝から近くの
「中町蔵シック館」に子供達が集まり、お稚児さんの装束に着替え、
鼻にはお白粉で筋をひいてもらって
稚児行列の支度におおわらわ。
新住職はここからご本山 瑞松寺までの区間を
「梅花講」というご詠歌のような歌声に送られながら
稚児行列とともにお寺まで練り歩きます。
その間には、これまでのご住職が辞する儀式が本堂で行われています。
私は新住職とお稚児さんの列に先立ち、
「散華」という紙でつくったお花をお祝いに沿道の方々に配るお役を頂戴しました。
めったにない儀式なので報道陣もとりまいています。
また沿道の方たちも厳かな行列を見物しようと集まっていらっしゃいます。
お寺に到着すると境内にあふれている人々の頭上に
先ほどの散華を高みからハラハラと撒き散らします。
そしていよいよ本堂での晋山式は
古式にのっとった実に厳かなものでありました。
なんといっても晋山式のハイライトは
本来ならご本尊さまがまつってある須弥壇に新住職が上り、
まさしくお悟りを開いたことを示すべく、
多くのお坊さんたちが前に進み出て禅問答のように投げかける問いに
法を説いてお諭しを示す儀式が素晴らしいのです。
住職になる方には一生にたった一度の儀式で
問答の前の焼香の儀式から
こちらも胸に迫るものがあり、
本当に感動的で素晴らしい法要でありました。
こんな素晴らしい晋山式に参加できるなんてめったに無いことです。
スケジュールは厳しかったけれど
ほんとうに伺ってよかったな~~と思った一日でした。
渋滞で5時間かけて帰ってきたところで
明日はまたドラマの衣装合わせです。
これからお勉強しなくっちゃ!^^V