来年は早々から
映画『TOKYO てやんでぃ』(仮題)の
撮影が始まります。

これは寄席の裏舞台,
楽屋での人間模様を描いた
笑って、泣けちゃう、切ない物語なのです。
すごく面白い脚本なので、私も張り切っています!

私の役は「出囃子」といって、
落語家さんが登場するときに
その方のテーマソングを弾く、お三味線の師匠。
年齢不詳の楽屋の主みたいな役どころです。

そんなわけで、このところ毎日三味線のお稽古に余念がありません。
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そもそも長唄のお三味線はやっていたのですが、
出囃子は端唄・俗曲・民謡からポップスまで
さまざまな曲を弾くので大変です。

それに、独特の世界でもあるので、
指導をしてくださる
金原亭世之介師匠にお願いして、
楽屋の様子なども見学させていただいたりしています。

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写真はこの日伺った、池袋演芸場の舞台で撮った
世之介師匠とのツーショットでございます。^^

しかしねえ、実はここのところ落語に凝っていたんですよ~~。
毎日ニコ道で落語聞きっぱなしです。
そんなろころへこのお話がきたので、ちょっとびっくりしましたね。

ホント、落語ってねえ、
話が面白いだけじゃなくて、すごく奥行きがあるんです。

日本人の伝統や文化や生活が
味わい深くってね。

また落語家さんの芸だけでなく、人間味もにじんでくるんですね。
そういうものがあいまって、
結局はこちら側、聞き手の頭や心の中で
最後には完結するというわけなんですね。
こちらの想像力や力も問われるわけです。

いままで寄席ってなかなか入りにくかったのですが、
これで様子がわかりました。

お客さんたちもお若い方から年配の方までいろいろです。
本当の落語好きが気楽に楽しんでいる和ールドなんですね。

これからどんどん寄席にも行って見たいと思いました。
世之介師匠のお話では、この池袋演芸場は
長尺の話がかかるので、落語をたっぷり聴きたい方にはお勧めだとか。

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お正月には寄席で「初笑い」ってのもいいかもしれませんね。